「タマフル」でおなじみ三宅隆太によるスクリプトドクター養成講座開講

三宅隆太が講師を務める日本初のスクリプトドクター養成講座が、映画美学校にて8月8日に開講される。

スクリプトドクターとは、執筆に行き詰まった脚本の問題点を分析し、具体的な修正方法を提案する職業を指す。脚本の悪い部分を見つけてただ揶揄するのではなく、ハリウッドメソッドをベースにした“システム化能力”と、カウンセリングメソッドを基準とした“共感能力”を駆使して書き手の心の変遷を辿り、客観的な立場からアドバイスを行うことが必要とされる仕事である。この講座では、講義や実践練習を通してそんなスクリプトドクターのあり方や脚本の分析術を学んでいく。

日本に数人しかいないスクリプトドクターの1人である三宅は、これまでTBSラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の“スクリプトドクター特集”に登場し、その職業を度々紹介してきた。監督や脚本家としても活躍しており、加藤淳也とともに脚本を担当した「劇場霊」の公開を11月21日に控えている。

なお7月18日には東京のアテネ・フランセ文化センターにて本講座の募集ガイダンスが開催される。入場自由なので、興味のある人は足を運んでみては。

映画美学校「スクリプトドクター養成講座」

2015年8月8日（土）～2016年1月23日（土）※全20回
＜講師＞
三宅隆太
受講料：8万円

映画美学校「スクリプトドクター養成講座」募集ガイダンス

2015年7月18日（土） 東京都 アテネ・フランセ文化センター
13:00～
※入場自由