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2011年の「アントキノイノチ」以来となる共演を果たした2人。染谷の本作への出演は、もともと主演が決まっていた岡田による提案がきっかけだった。染谷は「たまたま瀬々監督と岡田くんと3人で飲んでいたときに、岡田くんが『将太も出てよ』って言ってくれたんですけど、僕としては『呼ばれなきゃ出れねーよ』って(笑)。それからけっこう月日が経って、改めてオファーをいただいた。それはもう『絶対にやる!』と思って引き受けました」と振り返る。
続いて岡田は役者としての染谷について「将太は若手俳優の中で群を抜いてる俳優じゃないですか」「ほんと、尊敬してるんです。最初に出会ったのは、たしか僕が18歳で将太が14歳のとき。その当時から将太はお芝居がうまくて素敵で」と絶賛。すると染谷も「岡田くんはとても素直にお芝居をする人なんですよね。その素直さがいいなと思っていて。素直に悩んだり素直にいいと思ったり……それって、裏を返せばちゃんと自分の中でジャッジができてるということじゃないですか」「こっちの芝居も引き出してくれるし、素敵な岡田くんも見られるし、そしてみんなハッピーというか(笑)」と褒め返す。
先日開催された舞台挨拶では、岡田率いる“チームスバル”が和気あいあいとした雰囲気だったのに対し、染谷率いる“チームアゲハ”のキャストはまったく会話がなかったという裏話が暴露されたが、染谷はそんな雰囲気を気にしていたという。岡田は「本気で僕に相談してきましたからね。『俺、こんなふうに言われているんだけど、どうしたらいいかな』って」と明かすも、「“チームアゲハ”としては役柄や設定的にもそういう緊張感があるっていうのは、とてもいいことだと思った」という理由でアドバイスはしなかったとのこと。一方染谷は「そして、“チームアゲハ”同士ではしゃべらないのに、役柄で敵のリーダー同士の僕と岡田くんが一番現場でしゃべっているというね(笑)」とコメントし、ここでも仲の良さを感じさせた。
さらに、岡田が撮影現場でのエピソードとして「ボートで撮影した日のことなんですけど、将太が『まーくんだったらこのタイミングで落っこちるでしょ』ってバカにしてた矢先、落ちはしないけど水が僕にかかったんです。それがすっごく臭くて……」と話せば、染谷が「みんなはかからないのにさすがだなあって思って。そんなところが大好きなんです」と返す、ほほえましいやり取りも。
そんな仲むつまじい2人が敵同士を演じる「ストレイヤーズ・クロニクル」は、6月27日より全国ロードショー。
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