映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

名だたる監督の証言でひも解くヒッチコック、カンヌでドキュメンタリー上映

42

カンヌ国際映画祭の併設部門、カンヌクラシックスでドキュメンタリー「Hitchcock - Truffaut(原題)」が上映された。

本作は、1962年にアルフレッド・ヒッチコックフランソワ・トリュフォーがハリウッドで映画について語りあった際に残されていた音声テープと、ヒッチコックを慕う映画人たちのインタビューをあわせたドキュメンタリー。監督のケント・ジョーンズは、2013年にニューヨーク映画祭のプログラミング・ディレクターに就任。「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して」の共同脚本も務めている。

ヒッチコックとトリュフォーの30時間以上にも及んだやりとりや解析は、「定本 映画術」の邦題で発行され、映画の教科書として多くの映画人に愛読されてきた。ジョーンズは、「この本はあらゆる世代の映画人に大きな影響を与えてきた。彼らが過ごした時間をどう物語るかに尽力し、映画監督が映画について語る会話を映画にしようと考えたんだ」と語る。

このドキュメンタリーでは、トリュフォーによるヒッチコックのインタビュー音声や当時の写真に加え、マーティン・スコセッシウェス・アンダーソンデヴィッド・フィンチャー黒沢清リチャード・リンクレイターら現代の映画界を牽引する監督たちによるヒッチコック論が収められている。日本での公開は現時点では未定。

映画ナタリーをフォロー