フランスの巨匠
「二十四時間の情事」は、1959年に公開されたレネの長編デビュー作。撮影のため広島を訪れたフランス人女優と、建築家を名乗る日本人男性の情事を戦争の記憶と共に描く。アウシュビッツ強制収容所に迫った記録映画「夜と霧」では、戦時中のモノクロフィルムや写真を、1955年当時に撮影されたカラーフィルムとつなぎ合わせる独特の手法で高い評価を受けた。
2作品とも初Blu-ray化となり、それぞれDVD版と同時に発売される。また「二十四時間の情事」DVD版を除く3商品には映画監督の諏訪敦彦、映画批評家の廣瀬純が執筆したリーフレットが付属する。
回想を巧みに利用した独創的な時間軸の演出や、深みのある物語で知られるレネ。映画史の中に独自の位置を築いたマエストロの作品を、美しい画質で堪能してみてはいかがだろう。
二十四時間の情事
発売中
販売元:IVC
価格:DVD 3024円 / Blu-ray 5184円
夜と霧
2015年6月19日(金)発売
販売元:IVC
価格:DVD 4104円 / Blu-ray 5184円
アラン・レネの映画作品
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- IVC 公式サイト
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映画ナタリー @eiga_natalie
アラン・レネの代表作が初Blu-ray化、独自の視点で切り取る戦争の悲劇 http://t.co/1jONINLVWX http://t.co/tt0yKSXtod