レア映像満載、インディペンデント映画の父アルトマンに迫る記録映画が公開

アメリカインディペンデント映画の父と称されるロバート・アルトマン。彼のこれまでの歩みに迫るドキュメンタリー「ロバート・アルトマン／ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」が、今秋より東京・YEBISU GARDEN CINEMAほかにて全国順次公開される。

テレビドラマ「コンバット！」で頭角を現したアルトマンは、朝鮮戦争を扱った「M★A★S★H」で1970年のカンヌ国際映画祭グランプリを受賞。2006年に亡くなるまで、レイモンド・チャンドラーの小説を原作にした「ロング・グッドバイ」や、ハリウッドの裏側を描く「ザ・プレイヤー」などバラエティ豊かな作品を世に送り出し、アカデミー賞名誉賞をはじめ数々の賞に輝いてきた。

「ロバート・アルトマン／ハリウッドに最も嫌われ、そして愛された男」は、ポール・トーマス・アンダーソンや妻のキャサリン・アルトマンらへのインタビューをもとにアルトマンの歩みをひも解く記録映画。ロケハンの最中や撮影現場を捉えたメイキングシーン、自宅や旅先で撮影したホームビデオなど貴重な映像をふんだんに盛り込み、アルトマンの変遷を多角的に描き出していく。