鈴木京香が7人の子供を持つ戦時下の母に、親子の情愛を描く「おかあさんの木」

「がんばっていきまっしょい」の磯村一路がメガホンを取り、鈴木京香が主演を務めた「おかあさんの木」の予告編が公開された。

原作は、これまで幾度も小学5年生用の教科書に掲載されてきた大川悦生の児童文学。息子たちを兵隊にとられるたびに桐の木を植えて帰りを待つ田村ミツを中心に、戦時下に生きた普通の人々の物語が描かれている。ミツを演じる鈴木のほかには、田村家の次男、二郎に三浦貴大、ミツの亡き夫の元同僚である昌平に田辺誠一、その娘サユリに志田未来が扮する。

予告編は、子供たちがまだ幼く幸福だった頃の田村家を捉えた映像から始まるが、次第に戦地での二郎の姿や長男の一郎の骨壷など、一家が直面する過酷な現実を映し出していく。

「おかあさんの木」は6月6日より全国ロードショー。