「第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」が、明日6月1日から16日にかけて東京・お台場の日本科学未来館ほかにて開催される。これに先がけ、本日5月31日にメディア向けの内覧会が行われた。
マンガ部門では
受賞作品展には各タイトルの単行本のほか原画や線画、資料などを展示。会場で取材に応じたBoichiは「『ORIGIN』は人間型のロボットが存在するのであれば、どのような問題が起きるのか。そしてロボットが災いにならないようにするためにはどうすればいいのか、ということを真剣に考えてみようと思って作り始めました」と作品の成り立ちについて説明する。さらに「ほかのロボットが登場する作品ではあまり扱われていないことですが、ロボットが1人で生き続けるためには金が必要なのではないか、そうなったときにロボットが金を稼ぐためにはどうすればいいのかということも考えました。ほかにも『近未来に文明はどのように発展していくのか』『人間の生き方はどう変わるのか』というような(従来の)SF的な要素も盛り込んでいます」と説明した。
またアニメ部門ではフランスの映画監督・Boris LABBEによる短編アニメーション「La Chute」が大賞に輝いており、「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」「ひそねとまそたん」「ペンギン・ハイウェイ」「
「第22回文化庁メディア芸術祭」ではアート部門、エンターテインメント部門、アニメーション部門、マンガ部門の受賞作品および功労賞受賞者の功績を一堂に展示。シンポジウムやトークイベント、ワークショップといったイベントも行われる。詳細は「第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」の公式サイトで確認を。
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「第22回文化庁メディア芸術祭 受賞作品展」
会期:2019年6月1日(土)~16日(日)10:00~17:00 ※4日(火)、11日(火)は休館日
会場:日本科学未来館、フジテレビ湾岸スタジオ、東京国際交流館、BMW GROUP Tokyo Bay、シンボルプロムナード公園ほか
料金:入場無料
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- アワードカンファレンス[マンガ部門]『どこまで広がっても原点をわすれない』 | Peatix
- 功労賞セッション「アニメーション監督/アニメーション研究者 池田 宏」 | Peatix
- 文化庁メディア芸術祭 (@JMediaArtsFes) | Twitter
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【イベントレポート】Boichiがメ芸内覧会で「ORIGIN」の成り立ち明かす、高坂希太郎監督は脂汗(写真21枚)
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