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ハリウッド版「銃夢」ジャパンプレミア、木城ゆきと「世界最高の映画になった」

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左からローサ・サラザール、アリータ、木城ゆきと。

左からローサ・サラザール、アリータ、木城ゆきと。

木城ゆきと「銃夢」を原作とした映画「アリータ:バトル・エンジェル」のジャパンプレミアが、本日2月14日に東京・VR ZONE SHINJUKUで開催された。

2月22日に公開される映画「アリータ:バトル・エンジェル」は、25年に及ぶ構想を経てジェームズ・キャメロン製作・脚本で「銃夢」を実写化した作品。この日の舞台挨拶には、木城、日本語吹替版でアリータを演じる上白石萌音が登壇し、アリータ役のローサ・サラザール、イド役のクリストフ・ヴァルツ、監督を務めたロバート・ロドリゲス、プロデューサーのジョン・ランドーが来日した。

日本が大好きだと語るロドリゲスは、完成作品をキャメロンが観た際に「どう?」と尋ねたら、「すごい、また観たい」と言われたことを明かし、「現時点では彼のほうが回数多く観てるくらいだ」と冗談を飛ばす。また「映画監督にとって、こういった(大作)映画を作るのは観客と同じくらい楽しいこと。なぜなら世界にどっぷりと浸れるからね」と制作を振り返る。そして「素晴らしい原作マンガ『銃夢』のスピリットをお届けできれば。とても共感できて、愛と希望に満ちた映画になっています」と語った。

続くランドーは「20年以上温めてきた映画がこうして紹介できることにドキドキしている。まるで子供が成長して飛び立っていくような気分」と話し、「2週間前に会って『よかったよと』と言っていただいたときほど、光栄に思ったことはない」と木城に感謝を伝える。

すでに本作を4回鑑賞し「世界最高の映画になった」と太鼓判を押す木城。「今日で5回目。ただで観られるのが役得だなと(笑)」と冗談を交えつつ、「観るたびに新しい発見がある。構成が素晴らしい、すべてが名シーンで無駄なシーンは1つもない。『本当に僕が原作を描いたのかな?』と思うぐらい面白いです」と称賛した。

サラザールは「『アリータ』という作品を作ってくれた木城先生と、先生の故郷にいられることがうれしい」と来日を果たした感慨をあらわに。さらに「このクレイジーな世界観やキャラクターを創造してくれた木城先生に感謝します」と謝辞を述べる。さらにサラザールとは温かいハグで挨拶を交わしたという上白石は「バイタイリティ溢れる方。アリータと同じようにカッコよさとキュートさを持ち合わせていて、本当にアリータそのものなんだなと感じました」と印象を語る。このコメントにサラザールが「アイラブユー」と告げると、上白石も「アイラブユー、トゥー」と笑顔で答えた。

そして今回が初来日となったヴァルツは、ファンに向けて「お越しいただきありがとう。皆さんが大好きなイドというキャラクターを演じました。歓迎してもらえるとうれしい」とコメント。さらに「アリータの故郷はここ日本ですが、彼女の世界は全世界。もっとも重要なのはみんなでこの映画を共有すること。ぜひ楽しんで」と呼びかけた。

最後、ランドーが「マンガは芸術の形式としてはまだ認められてはいないけれど、素晴らしい芸術形式だと自信を持って言える。木城先生をはじめ、マンガに携わっている皆さんに心より感謝を申し上げます」と感謝を述べた。「アリータ:バトル・エンジェル」は、2月22日より全国で公開される。

(c)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation (c)Yukito Kishiro/Kodansha

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