松本零士

松本零士

マツモトレイジ

本名、松本晟(あきら)。1938年1月25日生まれ、福岡県久留米市出身。妻は同じくマンガ家の牧美也子。投稿作「蜜蜂の冒険」で漫画少年(学童社)第1回長編漫画新人王に輝き、 商業デビューを果たす。1957年に少女(光文社)に掲載された「黒い花びら」が実質的なマンガ家デビュー作となり、以後少女マンガ誌での執筆が続く。1968年、漫画ゴラクdokuhon(日本文芸社)で「セクサロイド」を発表したのち、少年・青年マンガのジャンルでの執筆が増えていった。1970年代にはアニメーション作品に関わることも増え、SFマンガ・アニメジャンルで存在感を示す。1972年に「男おいどん」で第3回講談社出版文化賞児童漫画部門賞、1975年に「宇宙戦艦ヤマト」で星雲賞、1978年に「銀河鉄道999」「戦場漫画シリーズ」で第23回小学館漫画賞など数多くの賞を受賞した。2001年には紫綬褒章、2010年には旭日小綬章を受章し、2012年にはフランスの芸術文化勲章のシュバリエを受勲。2023年2月13日、85歳で死去した。