梶裕貴が考える「七つの大罪」の魅力は“愛”、「エリザベスとの愛の物語です」

4

2104

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 512 1585
  • 7 シェア

鈴木央原作によるアニメ映画「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」の初日舞台挨拶が、本日8月18日に東京・丸の内TOEIで開催された。

「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」初日舞台挨拶の様子。前列左から坂本真綾、杉田智和、鈴木達央、梶裕貴、福山潤、悠木碧、高木裕平。後列左から与田祐希、山下美月、森川智之、雨宮天、久野美咲、有野晋哉、濱口優。

「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」初日舞台挨拶の様子。前列左から坂本真綾、杉田智和、鈴木達央、梶裕貴、福山潤、悠木碧、高木裕平。後列左から与田祐希、山下美月、森川智之、雨宮天、久野美咲、有野晋哉、濱口優。

大きなサイズで見る(全14件)

左から森川智之、梶裕貴、雨宮天。

左から森川智之、梶裕貴、雨宮天。[拡大]

舞台挨拶ではまず本作のゲスト声優と応援隊長を務めたよゐこ有野晋哉濱口優が登壇。司会者と「七つの大罪」のファンでもあるというよゐこの2人が、メリオダス役の梶裕貴、エリザベス役の雨宮天、ホーク役の久野美咲、ディアンヌ役の悠木碧、バン役の鈴木達央、キング役の福山潤、ゴウセル役の高木裕平、マーリン役の坂本真綾、エスカノール役の杉田智和、ベルリオン役の森川智之の名前を呼び上げキャスト陣を壇上へと招きあげた。

七つの大罪のメンバーを演じるキャストが初めて観客の前で集結したこの日の舞台挨拶。梶はその思いを、「もともとメリオダスも大罪のメンバーを集めることを目的にしていたので、我々キャストも舞台挨拶という形で皆様のお目にかかれて本当にうれしく思います」と心情を吐露しながら挨拶する。この発言に対し濱口が「映画でもそうですけど、(七つの大罪のメンバーが)集まってくるときわくわくしますから。今(キャストのみんなを)写真に撮りたいくらいですよ」とコメントすると、有野が「カメラマンになればよかったね」とツッコミを入れた。

「トントコトコトコ」を披露する久野美咲(左から2番目)。

「トントコトコトコ」を披露する久野美咲(左から2番目)。[拡大]

その後司会者が「『七つの大罪』シリーズを通じて、印象深いセリフは?」という質問をキャストに投げかけると、梶は「『お前は オレの大切なもんを傷つけた。それがお前の罪だぜ』ですね。メリオダスはなかなか感情をあらわにしませんが、このシーンはエリザベスだったりほかの仲間たちとの絆がとても大切なんだというのが伝わってくる、最初の瞬間だったような気がします」と説明。悠木は「ホークの『トントコトコトコ、トントコトコトコ!』が大好きですね。これが聞こえると、『大罪』に帰ってきたー!という気持ちになります」と語り、久野に向けて「生トントコしてよ」とリクエスト。これを受け久野が「トントコトコトコ」を披露すると、会場から大きな拍手が起きた。

また鈴木が印象深いセリフとして「いつか必ずお前を奪う」をキャラクターの声色でしゃべると、よゐこの2人は「それホークで言ってよ」と久野に再びリクエストが。久野は「えっ?」と驚きながらも、「いつか必ずお前を奪う」とホーク風に宣言した。

左から梶裕貴、雨宮天、久野美咲。

左から梶裕貴、雨宮天、久野美咲。[拡大]

続いて「七つの大罪」の魅力を表す言葉を記した色紙を披露することに。梶は色紙を客席に示しながら「“愛”です。テレビシリーズのときからそうなんですが、『この作品はエリザベスとの愛の物語です。それを心において演じてください』と(制作スタッフから)演出をいただいていて。もちろんメリオダスだけじゃなく、男同士女同士の友情の愛も含まれていて、それがどのキャラクターにもしっかり描かれているところも素敵だと思います」と作品への思いを語る。悠木は色紙に「合技」と書いており、レタリングが趣味という悠木の達筆ぶりに福山と森川は「フリーハンドで書いたの!?」と驚きの様子。福山の色紙には大きく「梶」と書かれており、梶が「『七つの大罪』の魅力ですよね?」と尋ねると、福山は「メリオダスが必要でしょ!? メリオダスが主人公として絶大なものを持っていて、そこが梶とリンクしているから、魅力的だし。梶がいるから『化学反応』が起きて。『とんとことんとこ』は……うん、梶。『信頼関係』も梶がいるから」と、それまでに回答してきた高木の「化学反応」、久野の「とんとことんとこ」、雨宮の「信頼関係」などの答えを引用しながらまくしたてた。

左から与田祐希、山下美月、梶裕貴。

左から与田祐希、山下美月、梶裕貴。[拡大]

そして本作の主題歌「空扉(そらとびら)」を担当する乃木坂46より山下美月、与田祐希の2人が登場。本作の舞台が空となることから、白と青を基調とした花束を梶に渡し「公開おめでとうございます!」とお祝いの言葉を述べる。最後に梶は「『七つの大罪』は僕たちが4年以上の歳月をかけて一緒に作ってきた作品です。その作品が映画化ということで心からうれしく思っています。子供から大人まで楽しめる作品になっていますので、ぜひご家族やお友達と何度も足を運んでください」とアピールした。

この記事の画像(全14件)

「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」

2018年8月18日 全国ロード―ショー

スタッフ

原作:鈴木央(講談社「週刊少年マガジン」連載)
総監督:阿部記之
監督:西片康人
脚本:上江洲誠
キャラクターデザイン・総作画監督:佐々木啓悟
音楽:澤野弘之
アニメーション制作:A-1 Pictures
配給:東映
製作:「劇場版 七つの大罪」製作委員会

キャスト

メメリオダス:梶裕貴
エリザベス:雨宮天
ホーク:久野美咲
ディアンヌ:悠木碧
バン:鈴木達央
キング:福山潤
ゴウセル:高木裕平
マーリン:坂本真綾
エスカノール:杉田智和
ソラーダ:代永翼
エルラッテ:戸松遥
バネス:鈴木れい子
ゾリア:大塚明夫
ベルリオン:森川智之
ガラ:日笠陽子
ダハーカ:櫻井トオル
デロッキオ:天田益男
アトラ:黒田崇矢
パンプ:シルクロード(Fischer's)

全文を表示
(c)鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会 (c)鈴木央/講談社

読者の反応

  • 4

アニカンドットジェイピー @anicanjp

劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人:梶裕貴が考える「七つの大罪」の魅力は“愛”。「エリザベスとの愛の物語です」8/18初日舞台挨拶レポート - コミックナタリー https://t.co/NKe9kNL6pk

コメントを読む(4件)

関連記事

鈴木央のほかの記事

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャのコミックナタリー編集部が作成・配信しています。 鈴木央 / 梶裕貴 / 雨宮天 / 久野美咲 / 悠木碧 / 鈴木達央 / 福山潤 / 高木裕平 / 坂本真綾 / 杉田智和 の最新情報はリンク先をご覧ください。

コミックナタリーでは国内のマンガ・アニメに関する最新ニュースを毎日更新!毎日発売される単行本のリストや新刊情報、売上ランキング、マンガ家・声優・アニメ監督の話題まで、幅広い情報をお届けします。