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映画「七つの大罪」最速上映、阿部総監督の見所は「いつもより出てるホーク」

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前夜祭イベント「最速上映~大罪Night~」の様子。左から、総監督の阿部記之、監督の西片康人、プロデューサーの山田堅志郎氏。

前夜祭イベント「最速上映~大罪Night~」の様子。左から、総監督の阿部記之、監督の西片康人、プロデューサーの山田堅志郎氏。

鈴木央原作による劇場アニメ「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」の前夜祭イベント「最速上映~大罪Night~」が、8月17日に東京・新宿バルト9で開催された。

8月18日より全国公開される「劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人」は、鈴木が劇場用に描き下ろしたネームをもとにした完全オリジナルストーリー。幻の食材・天空魚を探しに辺境の地へやって来たメリオダスたちが、天翼人たちの命を狙うベルリオン率いる“黒の六騎士”と死闘を繰り広げる。このたびのイベントには阿部記之総監督、西片康人監督、プロデューサーの山田堅志郎氏が登壇した。

冒頭の挨拶で阿部総監督は「この会場に来てくださった方は、『七つの大罪』の熱心なファンの方だと思います。そんな人達に最速で観てもらえて大変うれしいと思いつつ、緊張もしております」と心境を吐露。劇場アニメを担当するのは初だという西片監督は「初めてなのにこんな素晴らしい作品を任されて、緊張の中で作業しておりました。みなさんに最初に観ていただけて、光栄に思っております」と胸をなでおろした。

山田氏は鈴木にネームをお願いする際に「夏休みの映画として、気持ちいい感じで終わる映画にしてもらうようにお願いした」と述懐。夏ということで海の話になるかと想像していたところ空の話が上がってきたと、裏話を披露していた。完成したネームを見た感想について西片監督は「コミックスのような重厚な話がくるかと思ったけど、どちらかというと夏休みに楽しめるジェットコースタームービーになっていた」と明かす。

また大変だったシーンとして西片監督は映画の終盤にある戦闘シーンを挙げ「ギリギリまで作っていたので、8月6日の完成披露上映のときにはまだ完成していなかった」と苦笑いしながら振り返る。阿部総監督は「アクション、天空の村の生活、いつもよりいっぱい出ているホークなど色んな楽しみ方ができると思う」と本作の見所を解説した。

アフレコの際のエピソードでは西片監督が「何年もやって来た声優さんたちの団結力が出ていた」と話し、泣く泣くカットしたシーンもあったことを告白。山田氏は一番重要視していたキャラとして鈴木れい子演じる天翼人の長老・バネスの名前を出す。「バネスだけは声優のオーダーを出さないで、音響監督の若林(和弘)さんがこの世界観に合う人をぶつけてきてほしいと思った」と言い、「カッコいいシーンとか楽しいシーンが色々あって『七つの大罪』だと思っている。そのために重要なキャラがバネスだった」と、キャスティングへのこだわりを熱く語った。

最後の挨拶では山田氏が「ソラーダの活躍を観た子供達が、これから壁にぶつかったときに、がんばっていけるような映画になるように作りました」と、西片監督は「劇場に来た子供達が、ソラーダに自分を投影して楽しんで観てもらいたいと思って作った」と映画に込めた思いを述べる。今作で初めて「七つの大罪」に触れる人がどう感じるのか不安だと言う阿部総監督は「(鈴木央)先生が子供向けにきっちり作っていただいたものを、僕らはやれる限りやったと思う。楽しんでもらえたらうれしいです」と力強くコメントし、イベントは幕を閉じた。

(c)鈴木央・講談社/「劇場版 七つの大罪」製作委員会 (c)鈴木央/講談社

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