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映画「先輩と彼女」志尊淳の窓ドンに芳根京子「日常生活でやってると思う」

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写真左より芳根京子、志尊淳、池田千尋監督。

写真左より芳根京子、志尊淳、池田千尋監督。

南波あつこ原作による映画「先輩と彼女」の完成披露上映会が本日9月22日に東京・新宿バルト9にて行われ、美野原圭吾役の志尊淳、都築りか役の芳根京子池田千尋監督が登壇した。

「先輩と彼女」は高校1年生の都築りかと、彼女が恋したみの先輩を中心とした青春ラブストーリー。出演が決まった際、少女マンガ原作ということで志尊と芳根はプレッシャーを感じたというが、志尊は「人間らしさや、等身大の高校生だということを意識して役を生きようと思いました。監督に『カッコよくしようってあんまり思わなくていいよ、私たちがカッコよく撮るのが仕事だから』と言っていただいて、プレッシャーがなくなった」と役作りについて語った。また芳根は「キラキラした世界で、『私これできるかな』って不安がものすごかったんですけど、みの先輩のことを好きなりかちゃんでいれば、あとは監督がなんとかしてくれるだろうと思いました」と、一途さを大事に役を作ったことを明かす。

極寒の2月に撮影が行われながらも、春夏秋冬のシーンを演じなければならなかった本作。しかし志尊は「少女マンガの世界観を壊したくなかったので、半袖の夏のシーンでインナーを着ないことにこだわっていた。シルエットを重視しました」とストイックな姿勢を見せる。そして芳根をおんぶするシーンでは、芳根のために3、40個のホッカイロを背中に貼ったといい、「防弾チョッキみたいだったよね(笑)」と笑った。

また劇中には壁ドンならぬ“窓ドン”、顎クイなど観客をキュンとさせるシーンがたくさん盛り込まれているが、志尊は「観る方が違和感がないように」演じるよう気をつけていたとのこと。しかし窓ドンのシーンでは撮影中に芳根が爆笑してしまい、その理由を本人は「あまりに自然だったので、日常生活でやってるんじゃないかと……」と説明。志尊は慌てて「やってないですよ!」と否定していた。また志尊は司会のリクエストに応じ、「絶対後悔させねーから」という劇中のセリフとともに窓ドンを生で披露するも、「帰りたい……。僕、もう後悔しか残らないと思います」と嘆いていた。

そして顎クイが盛り込まれた、キスシーンの裏話も。撮影直前に監督から顎クイをリクエストされた志尊だが、顎クイとは何かを知らず、「やりかたが間違ってて、あごをつまんで上げちゃった」と失敗談を明かす。

放送中のドラマ「表参道高校合唱部!」でも共演している志尊と芳根。芳根は「ドラマでは同い年の設定だったので今は普通にお話しさせていただいてますが、(「先輩と彼女」の撮影)当時はずっと敬語を使ってたんです。“先輩感”がすごく強く私の中であって、しばらく抜けなかったですね」と、役にのめり込んでいたことを伺わせた。志尊はこれまで出演してきた作品のほとんどが、現場で最年少だったといい、「先輩って立場に全然慣れてなくて。まだ先輩になる器じゃないなと最近すごく感じてます。ドラマの現場でもみんなほとんど年下なんだけど、一緒になって一番ふざけている勢いなので(笑)」と謙遜するが、芳根は「こんなカッコいい先輩、学校にはいなかったなって思います。こんな先輩いたら大変ですよね?」と観客に同意を求めていた。

池田監督は本作について「マンガの中のカッコいい部分とか、突飛なキャラクターを、表面的なところではなくて、ちゃんと役者の若い皆さんが実感を持って演じて、内面から涌いてくるものを撮りたかった」とこだわりについて述べ、志尊のことを「品がよくて優しい雰囲気を最初に感じたけど、一緒に撮っていくうちに、一本気な男らしさを持ってるって思うようになった」、芳根については「不器用だけどまっすぐなのが魅力的。ひとつのことにのめり込んでいく姿勢が、お芝居にも生きてる」とそれぞれの印象を語った。

なお「先輩と彼女」がムービーコミック化され、dTVにて10月3日より独占配信されることが決定。映画と同じキャストが声優を務める。映画「先輩と彼女」は10月17日に全国ロードショー。

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