武井宏之が自作のマスク被りトーク、ライブドローイングでノラ千代など描く

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少年マガジンエッジ(講談社)の創刊を記念し、去る9月21日に東京・アニメイト池袋本店にて、武井宏之のトークショー&サイン会が行われた。

自作のマスク「よりティブ」を装着した武井宏之。

自作のマスク「よりティブ」を装着した武井宏之。

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武井が自作のマスクを被り、作務衣姿で登場すると、来場した約100名のファンからは大きな拍手が。武井が装着する「よりティブ」と呼ばれるマスクは、武井が「よりアクティブになるため、平気で人前に出られるよう」作成されたもので、木魚をモチーフとしている。ただし被ると前が見えないため、登場するやいなや「もう脱ぎたい」と、よりティブを脱いでしまっていた。

トークショーではまず、少年マガジンエッジでスタートした完全新作「猫ヶ原」が生まれた経緯を話す。武井は「新しい雑誌ができるということでシンボルを作りたかった。普通に人じゃつまんないなと思って猫を描いた」と理由を明かしながら「あとは適当」とおどけてみせる。また「(ファンの)みんなを前にしたら人が嫌いとか言えない」「そんなに病んでないです、大丈夫です(笑)」と、コミックナタリーに掲載されたインタビューについても言及する姿も。

少年マガジンエッジ10月号

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3年ぶりに開催された武井のサイン会ということで、観客からの質問を募るコーナーも設けられた。「好きなキャラベスト3は?」「マンガを描いていて幸せな瞬間、しんどい瞬間は?」「絵を描くときのこだわりは?」といった質問が寄せられ、武井は1人ひとりに丁寧に答えていく。中には「吸っているタバコの銘柄は?」という変わった質問にも、「マルボロのブラックメンソールです」と笑いながら返答していた。

約20分にわたるトークの後は、ライブドローイングのコーナーへ。ファンからのリクエストに応えながら、「猫ヶ原」の主人公・ノラ千代など3枚のイラストを、さらさらと描いていく。完成したイラストは武井とのじゃんけん大会で勝ち抜いた3名にプレゼントされた。

なおコミックナタリーでは少年マガジンエッジの特集を展開。武井宏之が「猫ヶ原」に込めた思いや、今後の目標について語っている。

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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise

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