冒頭ではキャストがミギーの目を模したボールを客席に投げ込むというサプライズのほか、高さ5mに及ぶ巨大なミギーの看板が観客を迎え、客席から大きな歓声が上がる。5カ月に及ぶ撮影を経て完成した映画本編に、染谷は「すごい映像で、今まで観たことのないドラマが繰り広げられていて、素直に感動しました」と感慨深げな様子。さらに「完結編の新一は強いですね。アクションシーンも前回より激しく、がんばりました」と見どころを語る。また橋本もワイヤーアクションに挑戦したといい、「高いところ大好きなので、楽しかったです」と微笑んでいた。
そして深津が「撮影現場で想像しづらいシーンがたくさんあったんですが、実際に(完成版を)観たら自分の想像を遥かに超えていて、驚きました」と語れば、監督が「すごい“いないいないばぁ”(劇中で田宮が赤ん坊をあやす動作)でしたね、皆さんも楽しみにしててください」と笑わせる。寄生獣のイベントで客前に立ったのは初めてだという阿部は、「前編を映画館で観て、僕は声だけの出演なんですが、エンドロールのクレジットで僕の名前が出たときに、後ろのお客さんが『え、出てた?』って(笑)。だからこういうイベントに参加しないとそんなこと言われちゃうんだな、と……」と、ネガティブ全開なトークを展開した。
また完結編からの参加となったピエール瀧は、監督に出演オファーをもらった際に「寄生生物の役なんだけど、腕伸びる?」と聞かれたとのこと。瀧は「そのとき『7mくらいは伸びます』って答えました。それからお酢を飲んだり、グルコサミンを取ったりして関節が伸びるよう必死で鍛えましたね。本編ではCGなしで撮影に挑んでいるので、お楽しみに!」と冗談を言って、監督を呆れさせた。
「寄生獣 完結編」は4月25日より全国ロードショー。なおナタリーでは「寄生獣 完結編」の特集記事を展開しており、村野里美役の橋本愛、主題歌を担当したBUMP OF CHICKEN、そしてアニメ「寄生獣 セイの格率」で主演を務めた島崎信長へのインタビューを公開している。
※動画は現在非公開です。
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Simona Stanzani 詩文奈 @simona_com
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