コミックナタリー PowerPush - 映画「寄生獣 完結編」
2014年に立て続けにアニメ化、実写映画化を果たし、大きな話題を集めた岩明均の傑作「寄生獣」。アニメ「寄生獣 セイの格率」はクライマックスを迎え、実写映画も4月25日公開の「寄生獣 完結編」にて物語にピリオドが打たれる。
ナタリーでは「寄生獣 完結編」の公開に先がけて特集記事を展開。「寄生獣 セイの格率」で主人公・新一役を務めた島﨑信長にインタビューを行い、実写版の主演・染谷将太の演技についての感想や、「寄生獣」という作品への思いを聞いた。
また「寄生獣 完結編」で村野里美役を務めた橋本愛と、主題歌「コロニー」を手がけたBUMP OF CHICKENへのインタビューも敢行。橋本愛には新一と里美の関係や撮影時のエピソードを、BUMP OF CHICKENには「寄生獣」の魅力や、同作のみならず彼らの作品のアートワークなども手がける山崎貴監督の人となりなどを語ってもらった。
映画「寄生獣 完結編」
人間に寄生し、人間に擬態し、人間を捕食する新種の寄生生物“パラサイト”の猛威……地球に生存を許されるのは、僕らか、彼らか。ついに、僕と僕の右手の、奇妙な友情と戦いが終わる。
右手に寄生生物ミギーを宿す高校生・泉新一は、要注意人物として人間からもパラサイトからもマークされていた。いまや新一の住む東福山市では、市長・広川を中心に組織化されたパラサイトたちが一大ネットワークを作り上げていた。一方人間側も、寄生生物殲滅を目的とした対パラサイト特殊部隊を結成。アジトと化した東福山市庁舎に奇襲を仕掛けようとしていた。
激化する戦い……。人間の子を産み、人間との共存を模索するパラサイト田宮良子は、新一とミギーの存在に可能性を見出したが、肝心の新一は、母親を殺された事件がきっかけで寄生生物への憎悪を募らせていた。そんな彼らの前に、最強パラサイト・後藤がその姿を現す。生き残るのは人間かパラサイトか。そして「寄生獣」とはいったい何なのか。新一とミギー、最後の戦いがついに始まる。
2015年3月30日更新