来場者の歓声に迎えられた福士は「(『ストロボ・エッジ』の蓮は)デビュー当初から演じたい役柄だったので、初日を迎えられて本当にうれしい」と顔をほころばせた。有村は「夏に撮影してから約半年、この日をずっと楽しみにしていました。うれしいような寂しいような……皆さんの元に無事に旅立っていってほしい」と緊張した面持ちで語った。
山田は「非常に重要な役を演じさせてもらって、正直プレッシャーでいっぱいでした」と心情を吐露する場面も。舞台に映える赤いドレスを身にまとった佐藤は「今日はホワイトデー。映画を観た皆様にたくさん幸せが訪れることを願っています」と大人のコメント。司会から入江の名が呼ばれると「甚儀くーん!!」と会場から声援が送られ、うれしそうな入江は「ストロボ・エッジがこれから恋をしたい人、片思いの人に勇気を与えてくれる作品になれば、そして多くの人の恋が叶えばいいなと思います」と場を盛り上げた。映画の後半で仁菜子の前に立ちはだかる壁となる真央を演じた黒島は「難しい役柄だったけど、皆さんに観てもらえてうれしい」と喜びを露わにする。
廣木監督が「面白かったですか?」と観客に尋ねると、会場は拍手喝采。「舞台挨拶を迎えられてホッとしています。いい映画になったと思うので、2度3度観てくれても……」と思いを述べた。
挨拶に次いで会場には、福士、山田、入江の男性陣から有村、佐藤、黒島の女性陣へのサプライズプレゼントとして巨大なハート型のケーキが登場。本日がホワイトデーであることにちなみ、男性陣が朝5時に起床して手作りしたというケーキが披露されると、会場は喝采に包まれた。福士、山田、入江によるケーキの制作場面を撮影した写真がスクリーンに映し出されると、3人は「(生クリームをスポンジに塗る)ナッペが一番難しかった。器用なのは甚儀、不器用なのは山田」とケーキ作りの様子を楽しげに回想。
最後に主役の福士と有村によるケーキ入刀が行われ、福士が取り分けたケーキが女性陣に配られた。試食タイムに有村から「美味しい」の声を聞くと、福士は「やったー!」と腕を突き上げる。和気藹々とした雰囲気で舞台挨拶は幕を閉じた。
なおコミックナタリーでは映画の公開を記念し、福士、有村、原作者の咲坂による鼎談を公開中。ファンはこちらも併せてチェックしてほしい。
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伊勢むく(雑誌の漫画家) @mukuise
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