舞台挨拶には一ノ瀬蓮役の福士蒼汰、木下仁菜子役の有村架純、安堂拓海役の山田裕貴、是永麻由香役の佐藤ありさ、是永大樹役の入江甚儀、杉本真央役の黒島結菜、そして廣木隆一監督が、ハート型のバルーンとシャボン玉が舞う中登場。制服姿が素敵だと司会から振られると、福士は「素敵かな……?」と首を傾げ、有村も「もう22歳になっちゃったけどね……」と照れた様子。もともと高校生のときに原作を愛読していたという福士は、「高2のとき『自分がもし蓮を演ったら』と想像して、声を出して(マンガを)読んでいました。出演できて、夢が叶った感じです」と微笑んだ。
映画の撮影が1カ月弱にわたり新潟で行われたこともあり、キャストはすっかり息の合った様子を見せる。山田が「福士くんはすごくいい子なんですよ。家族サービスもすごいし」と褒めると、福士も「裕貴も真面目で優しい人間で」と応じ、なぜか2人の顔と顔が近づく展開に。すかさず入江が「イチャイチャしないでよ!おれの蒼汰なんだから!」と割って入り、まさかのBLムードで客席の笑いを誘う。
現役高校生の黒島は、完成した映画を観て「私は電車通学をしたことがないので、駅のホームとか好きな人と電車に乗ったりとか、羨ましいなと思いました」とキュンキュンした様子。廣木監督は「原作の持ってる雰囲気を壊すのは怖かった。でも絶対大丈夫だと思います。いい雰囲気で撮影できてたので、原作から飛び出したみたいに(キャストの)表情がすごく良いです」と、映画の仕上がりに自信を覗かせていた。
そして「恋愛観質問コーナー」と題したコーナーへ。キャストの手にはYES、NOの2枚の札が手渡され、司会からの質問に答えの札を上げていく。最初の質問は「好きな人に好きな人がいても告白する?」と、作品の設定にちなんだ内容。これには男性陣全員と有村がYES、佐藤と黒島がNOと回答した。福士が「自分の気持ちをなくすのはもったいないと思うし、伝えたほうがいいと思います」と理由を説明すると、客席から「カッコいい……」というため息が漏れる。
また「プライベートで壁ドンをやりたい? やられたい?」という問いには、劇中で壁ドンを披露している福士と有村がNOと答えるまさかの展開に。福士が「難しいですよね、リアルでやるのは……」と気まずそうにしていると、山田は「やれるもんならやりたいですよ!」と叫び笑いを誘った。有村も「やろうとしてやられたくないですね。事故でなってドキっとするのはいいですけど」と福士に同調する。
「デビュー前の学生時代、バレンタインにチョコを10個以上もらったことがある」という男性限定の質問には、福士だけがYESの札を上げ、山田が「義理チョコ入れても……10個には満たないっす」と悔しさいっぱいの表情に。福士は「20個くらいもらったことがありますけど、うちの高校では(バレンタインは)お菓子とか作ってくる日になってて。みんなに配ってたんですよ」と言い訳していたが、モテっぷりは隠しきれない様子だった。
最後に有村が「好きな人に好きな人がいても好き、という、“好き”がたくさん詰まったラブストーリーになってます。胸キュンシーンもたくさんあるので、この映画の福士蒼汰くんにやられちゃってください」とアピール。また福士が「僕がこの世界に入ったときからずっとやりたかった作品です。キャラクターそれぞれがみんな片思いをしていて、悪いやつが1人もいない、みんなすげーいいやつってところが見どころだと思います」と、作品への並々ならぬ思いを語った。
「ストロボ・エッジ」は、素直で純粋な女子高生の木下仁菜子と、学園の人気者・一ノ瀬蓮を軸に繰り広げられる学園ラブストーリー。映画は3月14日に公開される。
※動画は現在非公開です。
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