足立紳
アダチシン
1972年生まれ、鳥取県出身。日本映画学校を卒業後、相米慎二に師事。助監督、演劇活動を経てシナリオを書き始め、2014年に公開された「百円の恋」で第39回日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞した。ほか脚本作として「お盆の弟」「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」「きばいやんせ!私」「こどもしょくどう」「嘘八百」シリーズなどがある。2016年にはデビュー小説「乳房に蚊(のちに「喜劇 愛妻物語」に改題)」を刊行。また同年「14の夜」で監督デビューを果たす。自著を自ら映画化した「喜劇 愛妻物語」では、第32回東京国際映画祭で最優秀脚本賞に選ばれている。小説家としての著作には「弱虫日記」「それでも俺は、妻としたい」など。