「ハイキュー!!」DVD上映会、小坂涼太郎のラップに須賀健太がツッコミ

DVD「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』 Documentary of “頂の景色”」が、本日9月14日にリリース。発売に先がけた舞台挨拶付きの先行上映会が、9月10日に東京・シネマメディアージュと大阪・TOHOシネマズ 梅田にて開催された。

上映会には、日向翔陽役の須賀健太、影山飛雄役の木村達成、月島蛍役の小坂涼太郎、山口忠役の三浦海里が登壇。地方公演での思い出や、役柄を演じる上で大変だったことなどが語られ、須賀は、今年5月に営業が終了した大阪・シアターBRAVA!での公演が印象に残っていることを明かした。

小坂は「月島はクールな性格のため、疲れていてもゼーハーできず、平然を装うのが大変だった」というエピソードを披露。三浦からは「実際は自分がツンツンした月島タイプで、小坂は山口タイプ。お互いに自分が扮するキャラクターと真逆なので、演じていてちょっと恥ずかしかった」という苦労話も飛び出したほか、影山とタイプが似ているという木村が、アドリブに対して笑いを堪え切れなかったというハプニングにも話が及んだ。

また「意外な特技を持っている人がいるとか？」という司会者の振りに、実はラップが得意と小坂が反応。“烏野1年生”というお題でラップを試みるも、「輪廻転生でやってきた烏野1年生」といった謎のリリックを連発し、須賀から「俺ら、輪廻転生でやってきてないから！」とツッコまれていた。

上映会の終盤では、10月28日に開幕する「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』“烏野、復活！”」への意気込みも語られ、三浦は「秋公演も頑張ります。その前に舞台裏映像をDVDで楽しんでください！」とコメント。小坂は「来ていただくお客様あっての僕たちなので、ありがとうの気持ちでいっぱいです」とファンに感謝を述べ、木村は「作品を通して伝えられるのは、自分たちがこの舞台にどういう気持ちで取り組んでいたかということ。それを感じていただけたら」と真摯に答えた。

そして須賀は「“劇団ハイキュー!!”の現場は、すごく熱いなと。新作が始まる前に（DVDを）見られて良かったなと思っています。この熱量をもって、新作の稽古を頑張っていけるなって気持ちになれる作品でした。皆さんにもこの熱さを感じてもらえたらうれしいです」と思いを語り、上映会を締めくくった。

「ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』」の最新作となる「“烏野、復活！”」は、10月28日から11月6日までの東京・AiiA 2.5 Theater Tokyo公演を皮切りに、岩手、福岡、大阪へと巡演。その後12月1日から4日まで東京凱旋公演を行う。