ムック武道館ライブで2009年怒濤の展開を発表

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ムックが3月15日、2度目となる日本武道館ワンマンライブを行った。

写真は武道館公演の様子。アルバム「球体」を引っさげた全国ツアーは、5月12日の大阪・なんばHatchを皮切りに計16公演が予定されている。

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約2年9カ月ぶりの武道館公演となった今回のライブは、現在のムックのライブに賭ける熱い思いを宣言するかのような「咆哮」からスタート。左右に観音状のスクリーンが広がり、中央には真っ白な球体が浮かぶ幻想的なステージ装置が、ムックのパフォーマンスをより一層盛り上げる。「アゲハ」では巨大ロボットをモチーフにした映像、「ファズ」では球体にボーカル達瑯のシルエットが映し出されると、立ち見ゾーンまですべて埋まった観客席からは大きな歓声が上がった。

ライブ本編では3月14日に発売されたばかりのニューアルバム「球体」からの楽曲を中心に、計17曲が披露された。鳴り止まないアンコールの声にいち早く応えて飛び出したのは、ドラムのSATOち。ベースのYUKKEが「前回の3倍楽しかった」と話すと、ギターのミヤが「俺なんて、YUKKEの5倍は楽しいからね」と付け加える。普段のライブではあまり口を開かないメンバーのトークに会場は大盛り上がり。そしてボーカルの達瑯が「めでたく2回目の武道館。せっかくなので、3回目、4回目と言わず100回を目指してがんばりますよ」とメンバーの気持ちを締めくくった。

2度にわたるアンコールでは新曲(タイトル未定)を含む5曲を熱唱。「優しい歌」を歌う直前、達瑯は「ちょっとケータイ出してみて」と客席に呼びかけ、「うちらは、ペンライトとか使うバンドじゃないから、こういうのはやらないけど、ちょっといいんじゃない?」と携帯電話の灯りを使ったペンライト演出をリクエスト。武道館を優しい光が包み込んだ。

ライブ終了後、スクリーンには2009年の活動報告として2年3カ月ぶりの全国ツアー「JAPAN TOUR2009『球体』」の開催を発表。客席からは絶叫に近い喜びの声が上がった。そのほか、初のカップリング集、ビデオクリップ集、ニューシングル(今秋予定)の発売が決定していることや、夏のイベント「文化祭(仮)」の開催もあわせて発表された。2009年はムックファンにとって大忙しの1年となりそうだ。なお、この活動報告ムービーは現在オフィシャルサイトに公開されている。

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ムック武道館ライブで2009年怒濤の展開を発表 http://natalie.mu/news/show/id/14402

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