生きていた大高ジャッキー、全ての音をギターで作った新作発表

SUPER STUPIDの大高ジャッキーによるソロユニット、CHIETRONIXがニューアルバム「salaam」を2月8日にリリースする。

自分が心筋梗塞で死んだというデマを2011年8月に自身のブログに書き込んだため死亡説が各所に広がり、多くの人に安否を心配されていた大高ジャッキー。そんな騒動を経てリリースされる今回の作品は、「ギター」をテーマにエレキギターとアコースティックギターだけで全ての音を構築した、原点回帰の1枚となっている。

収録曲は、マニュエル・ゲッチングへのアンサーソング「ЦВЕТ ГРАНТА」、NEU!へのアンサーソング「Ambavi Suramis tsikhitsa」、即興一発録りの「Ащик-КериБ」、パコ・デ・ルシアの名曲をカバーした「Gitanos Trianeros」、ドローンチューニングでのギター四重奏曲「Salaam」、アルメニアの映画監督セルゲイ・パラジャーノフに捧げた「мост дружбы」、エレクトリックシタールのライブ音源「Vibhooti Прямой@Сакура сада」の計7曲。自作のギターシンセ「Jackytronix」などを使用し、オリジナリティあふれるギターサウンドを作り出している。

なお大高ジャッキーは自身のブログで、死亡説の件で迷惑をかけたLOW IQ 01と難波章浩に11月に幕張メッセで開催されたBRAHMANの「2011 TOUR 『霹靂』」ツアーファイナルの楽屋で謝罪したと説明している。

CHIETRONIX「salaam」収録曲

01. ЦВЕТ ГРАНТА
02. Ambavi Suramis tsikhitsa
03. Ащик-КериБ
04. Gitanos Trianeros
05. Salaam
06. мост дружбы
07. Vibhooti Прямой@Сакура сада