メンバー考案迷宮も!? DIR EN GREYが生ゲームトーク

昨日7月12日、東京・新宿バルト9にて行われたオンラインゲーム「Wizardry Online」のコラボイベントにDIR EN GREYのメンバーが出演した。

このイベントはDIR EN GREYの「残」が、「Wizardry Online」のテーマ曲に起用されたことにちなんで企画されたもの。イベントの模様はニコニコ生放送で生中継され、会場に足を運べないファンもリアルタイムで貴重なトークセッションを堪能した。

イベント冒頭では、「Wizardry Online」総合プロデューサーの岩原ケイシが登壇し、30年におよぶ歴史を持つゲームの魅力を、イベントのために用意した特別映像にあわせて紹介。「残 ‐Wizardry Ver.-」を使ったゲームとのコラボPV映像も上映され、岩原プロデューサーはDIR EN GREYにコラボを依頼したことについて「DIR EN GREYの曲や歌詞が『Wizardry』の世界や死生観と通じるところがあったから。またユーザーにこびないところ、ポップでないところなどリンクする部分がたくさんあった」と述べた。さらに途中からMTVのVJとしておなじみのBooも登場し、「Wizardry」とDIR EN GREYの共通する魅力について「ドSぶりが似てる！」とコメントした。

続いて拍手に迎えられDIR EN GREYが舞台に。Booの進行で進められたトークセッションでは、現在開発中というゲーム内に登場するDIR EN GREYと「Wizardry」のコラボアイテムやクエストについてのアイデア出しが行われた。

慣れない場に5人は戸惑いながらも、自分たちのアイデアを披露。クエストイベントや迷宮について話がおよぶと、Toshiya（B）は「そこでしか手に入らないアイテムがあるもの」、Die（G）は「初心者対象の易しめので」と発言。Shinya（Dr）は「謎解きが好きなので、謎が深まるようなクエストを」、薫（G）は「ダンジョンの中に歌詞とか散りばめてみたいですね」と答えた。そして最後に話を振られた京（Vo）は、「装備なしで挑むダンジョンとか」とSっぷりを発揮していた。

その後も岩原プロデューサーは、コラボレーションの具体的なアイデアを次々と明かし、「DIR EN GREYとはアイテム、ダンジョン、ボスキャラの考案など、長い目でコラボレーションを展開していきたい」と今後の展望を語った。

また、イベント終盤になって「Wizardry Online」がWindows PC限定対応であることが判明。メンバー全員がMacユーザーであることから、岩原プロデューサーが慌てて「対応を検討します」と発言する一幕もあった。

「Wizardry Online」は今夏スタート予定。DIR EN GREYとのコラボを含め、今後の動向にも注目しておこう。