気鋭バンドindigo7、ライブで7月メジャーデビュー発表

5人組ロックバンドindigo7が5月10日、東京・club asiaで行われたイベント「UME presents『花菖蒲の宴』」に出演。この日のライブで、7月6日にメジャーデビューすることを発表した。

indogo7はキタダイユウジ（Vo, G）、KENT（Vo, Perc, Synth）、宮路ヤスアキ（G）、庄司大輔（B）、朝倉琢也（Dr）の5人で、2011年からライブ活動を開始。この日のイベントでもフレッシュなパフォーマンスで、会場に集まった観客を沸かせた。

ライブはまず、セッション風のインストゥルメンタル曲からスタート。KENTが「シブヤーッ！ 今日は思いっきり楽しんでいってください！」と叫ぶと、そのまま1曲目「沈まない太陽」に突入した。キタダイの力強い歌声とKENTの破天荒なダンス、それらをガッチリ支える宮路、庄司、朝倉の演奏は初めて彼らのライブを観る多くの観客を惹きつけることに成功した。

続く「Higher Higher」は、打ち込みと同期させた4つ打ちのダンスチューン。KENTはキーボードを弾きつつも、あるときは歌い、またあるときには非常口まで走り、最後にはDJブースでDJをする振りをしてみせるなどして、観客を大いに楽しませた。

フロアを埋め尽くした観客に感謝の言葉を述べると、3曲目の「7min」を演奏。最近書かれたというこの曲を、キタダイは歌詞を噛みしめるように感情を込めて歌い上げた。間髪入れずに、バンドはピアノをフィーチャーしたバラード「hipe」を披露。この曲からは、オープニング2曲のアッパーモードとは異なる、indigo7の別の魅力を感じることができた。

4曲を終えたところで、キタダイが7月にメジャーデビューすることを発表。最後にデビュー曲「On Your Way」を力強く演奏し、バンドはステージを降りた。