長渕剛、口蹄疫被災地で熱いメッセージ「一緒にがんばろう！」

長渕剛が昨日10月30日、宮崎県川南町にて“口蹄疫復興”の主旨をもって行われたFM宮崎のイベント「WEEKEND JAM 特別編 トークライブ in 川南」の公開収録に出演した。

長渕は宮崎県出身の元プロボクシング世界チャンピオン、戸高秀樹とともに公開収録のゲストとして登場。約1時間にわたり、口蹄疫の実態と今後について語り合った。当初の天気予報では、台風14号の直撃が懸念された宮崎地方だったが、この日は台風一過の青空。川南町トロントロンドーム敷地内の「畜魂慰霊碑」が立つ広場には、関係者もあわせ約3000人が集まった。

イベント前日から宮崎を訪れ、実際に口蹄疫の被害にあった家族を訪問した長渕。トークイベントでは「今日みんなに会ったことで力をもらったし、これからもがんばろう……ってひとことしかないんだけど、希望を僕らで日本に飛ばそう。もうくよくよしても、しょうがないよ。やるしかない。俺今日歌いたいし、これだけ集まってくれたらやらないわけにいかないだろう。みんなで盛り上がろうぜ」とギターを手に取り、即興で弾き語りライブを披露した。

「とんぼ」「乾杯」「STAY DREAM」など全8曲、45分におよんだこのサプライズライブ。最後の曲「TRY AGAIN」で長渕は「俺には歌しかできることないけど、今日この地を訪れて歌を歌って、みんなから勇気をもらった。みんなで手と手をつなぎ合って、絆を結んで、日本にこの川南町から復興と開拓魂を見せつけてやろうよ。一緒にがんばろう！」と熱いメッセージを伝えた。

長渕は10月13日にリリースされたニューシングル「絆 -KIZUNA-」に続き、11月10日にニューアルバム「TRY AGAIN」を発表する。