でんぱ組.incファンとの新コミュニケーション実験に「リア充になれた」

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でんぱ組.incの出演したイベント「でんぱとーく大実験!研究発表会」が本日4月9日に東京・ソニーシティ大崎にて行われた。

でんぱ組.inc

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「でんぱとーく大実験」はアイドルとファンをつなぐ新たなコミュニケーションツールの開発のため、でんぱ組.incとそのファンが2月13日から3月6日の23日間、実施していたもの。実験では「Dempa-Talk零号機」と銘打たれた新ウェアラブルデバイス「SmartBank Talk」を使用してでんぱ組.incからの音声発信、ファンからの音声応答を可能にし、アイドルとファンの関係性がどのように変化していったかを調査した。本日行われた研究発表会にはでんぱ組.incメンバーのほか、有識者、実験に参加したでんぱ組.incのファンクラブ会員90名が参加。彼らは配布されたオリジナル白衣を着用し、実験結果を見守った。

開会宣言をする古川未鈴。

開会宣言をする古川未鈴。[拡大]

発表会は古川未鈴による開会宣言で幕開け。彼女が「Dempa-Talk零号機」に声を吹き込む形で開会を宣言すると、ファンの持つ同機から次々と古川の声が再生されるというシュールな空間が広がる。続けて実験の感想を聞かれた夢眠ねむは「イベント会場に端末を付けてきている人を見るとおそろい感があって楽しかった」と答え、成瀬瑛美は「メッセージを送る相手ができて、リア充になれた気がした」、相沢梨紗は「これを使ってさらに面白そうなことができるような気がする」とおのおの声を弾ませた。

「でんぱとーく大実験!研究発表会」の様子。

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発表会ではリアクションの多かったトークや、彼女たちのトークへのファンの返答の音声を再生して実験を振り返る。彼女たちの日々の報告事やファンへのメッセージのほか、鼻歌やサラダを食べる音などが再生され、会場には幾度も笑いが起こる。また反応が多かった理由をメンバー同士で分析してみせるなど、場内には終始和やかなムードが広がっていた。振り返りが終わると、ファンのアンケート結果などから専門家が今回の実験を分析。メンバーを身近に感じられたという意見が多く、ファンの満足度が高かったことが報告されると、結果を聞いた夢眠が「孤独なファンの人を救えるかもしれないんですね!」とうれしそうに笑顔を見せた。

吐息を送り込む最上もが。

吐息を送り込む最上もが。[拡大]

またイベントの後半には新たなコミュニケーションツールとして触覚デバイスの紹介がされる。ファンは触覚デバイスを用いてでんぱ組.incメンバーの吐息を感じたり、心臓の音を感じたりして大興奮していた。

最後にメンバーは今回の実験について「皆さまのメンタルにいい影響を与えて健康になれたのなら実験は大成功だと思います!」(夢眠)、「声を吹き込んでるときは孤独だったけど、皆さんも勇気を出して返信してくださったんだろうと思います。人間らしさが伝わる素敵な実験だったと思います」(最上もが)と感想を述べたほか、「専門的に分析していただいていろんな発見があった。またやる機会があったらライブ中や入浴中にも『でんぱとーく』してみたい」(藤咲彩音)、「自分の声を聞いてみて、だいぶテンションが高いということに気付きました!(笑)もし今度やらせていただける場合は、元気バージョンとしっとりバージョンを使い分けたい」(成瀬)と次なる実験への意欲を見せて「でんぱとーく大実験!研究発表会」を終えた。

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あずはた @azuhata_mama

ウェアラブルデバイスで話しかけてくれる。お返事も届く。ご褒美か!

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