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GLAY、レア曲満載のツアー前夜祭「元気いっぱいな姿を見せてきます」

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TERU(Vo)(撮影:岡田裕介)

TERU(Vo)(撮影:岡田裕介)

昨日1月25日、GLAYのワンマンライブ「『G4・IV』Presents Special Live Scoop! ~ZeppがZombieであるために2016~」が東京・Zepp DiverCity TOKYOにて開催された。

このライブは1月28日にスタートする全国ツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 "Supernova"」の前夜祭として行われ、チケットは1月27日にリリースされるニューシングル「G4・IV」の予約購入者を対象に抽選制で販売された。場内の照明が落ち、ステージにTERU(Vo)、TAKURO(G)、HISASHI(G)、JIRO(B)とサポートメンバーのTOSHI(Dr)が登場すると、超満員のフロアからは大きな歓声が沸き起こった。

TERUが「OK、東京! 熱く行こうぜ!」と叫んでスタートしたこの日のステージでは「G4・IV」に収められる「彼女はゾンビ」「Scoop」「Supernova Express 2016」「空が青空であるために」が披露された。そのほかは過去のアルバム曲やカップリング曲が大半を占めるという異色のセットリストが展開され、それぞれの曲のイントロが鳴るたびにどよめきが起こっていた。

MCでTERUは「去年はみんなに20周年を祝ってもらったので、今年は感謝の年にしたいなということでホールツアーを回ります」と、このあと始まるツアーの狙いを明かす。そして「チケットが取れなかった人もたくさんいたと聞きましたが、これからも10年、20年と続けていくので、友達に『悲しまないで』って伝えてください(笑)。そういう声があると次もまたツアーをやろうと思えるので」と、ファンの声に感謝を述べた。

このライブでは、いつもサポートメンバーを務めているSEI(Key)が不参加。これを受けてTERUは「SEIさんがいないのでバンドのアレンジも変えて、今回は5人だけの音を楽しんでほしいなと。で、TAKUROに『ギター弾けよ』って言われたので(笑)、この曲を弾くことになりました」と語り、自身が作詞作曲を手がけた「空が青空であるために」をアコースティックギターを奏でながら歌った。

アンコールではメンバー全員が観客に挨拶。TAKUROは懐かしい楽曲を多数披露したこの日のライブを振り返り、メジャーデビューアルバム「SPEED POP」について「デビュー当時の心境と言ったら『夢を持って音楽業界で暴れてやるぜ!』って感じだったのに、いざアルバムが出て裏面を見たら『Life ~遠い空の下で~』が誤字で『違い空の下で』になっていて……(笑)。そんなにたくさんはプレスされていないから、かなり貴重ですけど」と裏話を披露。20年以上気付かなかったファンも多く、フロアからは驚きの声が上がった。

JIROはSEIがいない状況での演奏に「俺の後ろが1人だけだと寂しいですね。リハの段階からリズムをシビアにやんなきゃいけないなと思ってたんだけど、走るわモタるわで……(笑)」と苦労していたことを明かし苦笑い。「次に生かしたいと思うので、今日来てくれた皆さんすみません! ありがとうございました」と頭を下げた。HISASHIは「2016年に入ってから世の中いろいろありますねえ……GLAYもいろいろありました。解散するかもしれないとか、独立するかもしれないとか。まあ実際に独立したんですが」と昨今の世間の話題に触れつつ、「その中で一度だけ、GLAYに女性マネージャーが付いたことがあって。でも彼女、なんか雰囲気が違うんですよ。なんかやだなあ、やだなあと思っていたら実は彼女……ゾンビだったんですよ」と、自身が作詞作曲を担当した「彼女はゾンビ」の曲フリへつなげ、オーディエンスを大いに沸かせた。

ライブが終わるとTERUは観客に「これから元気いっぱいな姿を全国に見せてきます。今日はありがとう。行ってきます!」と挨拶。フロアからの「行ってらっしゃい!」の声を背にステージを後にした。

全国ツアー「GLAY HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2016 "Supernova"」は1月28日と29日の大阪・オリックス劇場公演からスタート。4月21、23、24日の東京・日本武道館公演まで、全30公演が予定されている。

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