福山雅治「暁」阪神大震災テーマのドラマ主題歌へ

32

1095

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 156 162
  • 246 シェア

福山雅治の最新アルバム「HUMAN」の収録曲「暁」が、1月19日(月)にTBS系で放送されるドラマ「テレビ未来遺産 ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~」の主題歌に決定した。

福山雅治

福山雅治

大きなサイズで見る(全2件)

「ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~」は劇団PEOPLE PURPLEの舞台作品「ORANGE」が原作で、阪神淡路大震災の被害に立ち向かった消防士の姿を描いたヒューマンドラマ。劇団PEOPLE PURPLE主宰者である宇田学の脚本のもと、上川隆也、工藤阿須加、谷村美月、秋元才加ら出演陣が特別救助隊の奮闘の日々を描く。

福山の主題歌提供は、ドラマ制作陣の強い希望が実ったもの。1995年1月17日に自身も大阪のタクシーの中で被災したことで震災への思いが強い福山は今回のオファーを受けて、「『暁』に込めた死生観が、『ORANGE』という作品と寄り添えることを心から幸せに思います」とコメントしている。

この記事の画像(全2件)

TBS系「テレビ未来遺産 ORANGE ~1.17 命懸けで闘った消防士の魂の物語~」

2015年1月19日(月)21:00~

福山雅治 コメント

1995年震災当日。CDのプロモーションで大阪にいました。担当していたオールナイトニッポンを大阪から生放送してその終了後、タクシーでホテルに戻る途中に大きな揺れを感じました。目の前の高速道路も激しく揺れていました。そして、時間が経つと共に次々と増えていく犠牲者の数に愕然とした事を今でも鮮明に覚えています。

このドラマの原作となっている舞台「ORANGE」も観に行かせて頂きました。前半からずっと涙が止まりませんでした。この涙は何なのか?生きたかった人の無念、助けることができなかった人の無念。悲しみの物語であると同時に、でも、それでも生きて行こうとする人間の力強さ、生へ執着する逞しさの物語だと感じました。
そして、当たり前に過ぎていく毎日の尊さを改めて感じました。仮に、時に生きることに意味を見出だせない日々があったとしとも、ただ大切な人が元気に生きていてくれたらそれでいい。そんな自分の死生観を再確認してくれる作品でした。
この度、「暁」を主題歌としてお使い頂けるとお聞きしまして大変嬉しく思っております。「暁」に込めた死生観が、「ORANGE」という作品と寄り添えることを心から幸せに思います。

全文を表示

読者の反応

宇田 学 @manabu_uda

あと一時間で放送です。主題歌は福山雅治さんです。
三年前、舞台を見て頂きました。今回、「暁」と「ORANGE」が繋がれた事を嬉しく思います。是非、最後まで見てください。
福山さんのコメントが乗っています。↓
http://t.co/LlFcLEvHGj

コメントを読む(32件)

関連商品

リンク

このページは株式会社ナターシャの音楽ナタリー編集部が作成・配信しています。 福山雅治 の最新情報はリンク先をご覧ください。

音楽ナタリーでは国内アーティストを中心とした最新音楽ニュースを毎日配信!メジャーからインディーズまでリリース情報、ライブレポート、番組情報、コラムなど幅広い情報をお届けします。