自殺の1979年未発表ライブ音源発売

1970年代後半の日本の音楽ムーブメント、東京ロッカーズのバンドである自殺の未発表ライブ音源「LIVE AT 屋根裏 1979」が12月11日にリリースされる。

自殺は川上浄（Vo）、栗原正明（G）、中嶋一徳（B）、今年3月に逝去した佐瀬浩平（Dr）からなる4人組。バンド解散以降メンバーは、川上がコックサッカーズ、栗原、中嶋、佐瀬がTHE FOOLSなどに在籍したほか、中嶋と佐瀬は山口冨士夫のTEARDROPSにも参加した。

「LIVE AT 屋根裏 1979」は自殺の最盛期、1979年に行われたライブの音源を収めたもの。今作にはオリジナル曲、中嶋が在籍していた8 1/2のレパートリーでもある「3-2-1-0」、イギー・ポップ楽曲のカバーなど全8曲が収められる。また初回限定盤には全7曲を収めたボーナスCD「LIVE AT Lo-D PLAZA 1979」が同梱される。これまでの公式作品がコンピレーションアルバム「東京ニュー・ウェイヴ'79」のライブ音源2曲と、ドキュメンタリー映画「ROCKERS」のライブ映像のみとなっていただけに、往年のファンにはたまらないアイテムとなりそうだ。なお今作の解説と監修はVOLT-AGE recordsのサミー前田が手がけている。