MUITO BONITO、10月に一夜限りの再結成

1999年に解散した川上次郎と宮田誠率いるMUITO BONITOが、10月18日に東京・下北沢CLUB Queにて一夜限りの再結成ライブを開催する。

この公演は下北沢CLUB Queの開店20周年記念イベントの一環として実施されるもの。川上は「CLUB Queが開店を控えた工事中に訪れた時、まだ出来ていないステージを見て、ボクはこのMUITO BONITOでのステージをどれだけ待ち望んだか……。今回20周年を迎えたQueからのラブコールで僕達MUITO BONITOは再結成を二つ返事でOKしました」と再結成ライブを行うことになった喜びを語っている。このライブの開催に向けてMUITO BONITOはオフィシャルFacebookページを設立。今後このページでは未発表音源の公開が予定されている。

また翌日の10月19日には東京・下北沢ラ・カーニャにて、川上と宮田の2名が出演するアコースティックライブ「KUSUKUSU 4分の2」の開催も決定。彼らがどのようなナンバーを披露してくれるのか、こちらも気になるところだ。

CLUB Que 20周年記念ワンマンライブ

2014年10月18日（土）東京都 下北沢CLUB Que
＜出演者＞
MUITO BONITO

KUSUKUSU 4分の2

2014年10月19日（日）東京都 下北沢ラ・カーニャ
＜出演者＞
川上次郎 / 宮田誠

川上次郎 コメント

KUSUKUSUが活動停止を発表する時、音楽家としての自分達の方向が見えないまま、ボクと誠は途方に暮れていました。
でも二人で「もう一度夢を叶えたい！」という漠然とした想いでいた頃、二人でボンヤリとイメージしていたのが「ファンカラティーナ」、「ビッグバンド」のキーワードでした。やっぱり音楽の面でJAGATARAに多大なる影響を受けていたせいもあるのかもしれません。
とにかくそんな感じでKUSUKUSUの活動停止後に結成したのが、このMUITO BONITOです。ポルトガル語で「超カッコいい」の意味（笑）。
参加してくれたメンバーは、それぞれがそれぞれの友達を誘ってはメンバーが増殖して、最終的には11人のビッグバンドとなりました。
ファンクとラテンをベースに誠くんの素晴らしいメロディーとそれをタイトに支える楽器陣、そしてステージを華やかに演出してくれたダンス＆コーラスの二人。このバンドにはエンターテインメントの要素が溢れていたし、誰にも負ける気がしなかったのです。
後になって、全員の音楽性の違いや、スケジュールの合わなさ（笑）、そしてボクがソロの活動をメインにしたくなっていった事もあって、解散という道を辿ったのですが、ボクにとってMUITO BONITOは「音楽の大学」だったと思っています。本当に音楽とエンターテイメントをバランス良く配合できていた素晴らしいバンドだと思います。
CLUB Queが開店を控えた工事中に訪れた時、まだ出来ていないステージを見て、ボクはこのMUITOBONITOでのステージをどれだけ待ち望んだか…。
今回20周年を迎えたQueからのラブコールで僕達MUITO BONITOは再結成を二つ返事でOKしました。
なんでって？
大好きなバンドだから。
体力的な問題（笑）もあるけれど、いっぱい笑って、いっぱい悩んだあの日にちょっとだけ帰ってみようと思います。
皆さん是非怖いもの見たさで来てください（笑）。
きっと幸せな気持ちになりますよ。
40代をあの頃のビートに乗って楽しみます！