番組はビートのルーツを探すために佐野が旅をしたアメリカのニューヨーク、中南米のトリニダード・トバゴ、アフリカのセネガル・ゴレ島の行程に密着。ニューヨークでのスティールパンとの出会いにはじまり、トリニダード・トバゴで“ビートの長老”の前で披露した朗読、セネガルの人間国宝と呼ばれる長老とのセッションを通して、佐野とビートの関わりを浮き彫りにする。
佐野元春コメント
Q1. 今回の旅はいかがでしたか?
今回の旅は全て新鮮でした。若いうちはニューヨーク、パリ、ロンドンなど欧米で活動してきましたが、この年齢になって、非欧米文化を体験できるという事はとても意味がありました。また、長い歴史の中で彼ら独自の音と言葉がサバイバルしてきたその強さに、とても興味を持ちました。音楽に携わる者として、その強さは自分の中で忘れてはいけない事だと思いました。
Q2. 改めて感じたという「音楽を作る意味」とは?
ニューヨークを発端に、トリニダード、そしてセネガルでミュージシャン達に会いました。そして、彼らの表情、演奏を聴くにつれ、僕が思った事は、音楽はただのエンターテイメントではないという事です。音楽を奏でる強い理由があるんですよね。まさに、彼らにとって音楽というのは生きるという事とイコール。つまり、生活の中の表現と音楽を奏でるという事が一体になっているんです。改めて、なぜ自分は音楽を作るのか? リリックを書くのか? そしてそれをなぜ音で表現するのか? その動機について、深く考えさせられました。
BSジャパン「佐野元春のBack to the Roots ~ビートの原点を探す旅20,000キロ」
2013年12月28日(土)21:00~22:55
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