第18回東京フィルメックスの開会式が、本日11月18日に東京・TOHOシネマズ 日劇で行われた。
東京フィルメックスは、アジアを中心とした世界各国の独創的な作品を上映する映画祭。コンペティション部門にはアジアの新進作家たちが2016年から2017年の間に製作した9本の作品がラインナップされている。開会式には同映画祭ディレクターの林加奈子のほか、国際審査員たちも出席した。
審査委員長の
そして「ただ映画を楽しんで観るだけではもったいない。観客の皆さんも審査するつもりで観てほしい。皆さんと我々が審査した作品をそれぞれ比べてみて、どちらが深く作品を読み解いているか競ってみませんか?」と異例の提案。「そういう気持ちで映画を観るのはスリリングなこと。選考結果を発表する際、俺のほうが理解しているよ!と火花を散らすような緊張感を持って映画を観る。そんな体験をここでしてほしいし、私たちも自分の生き方を懸けて審査したいと思っております」と誓うと、会場から拍手が巻き起こった。開会式には審査員の國實瑞惠、エレン・キム、ミレーナ・グレゴール、クラレンス・ツィも出席した。
第18回東京フィルメックスは東京・有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇にて11月26日まで開催。なお原の新作ドキュメンタリー「ニッポン国VS泉南石綿村」は特別招待作品として11月25日に上映される。
第18回東京フィルメックス
開催中~2017年11月26日(日)東京都 有楽町朝日ホール、TOHOシネマズ 日劇、東京国立近代美術館フィルムセンター
関連記事
原一男の映画作品
リンク
- 第18回東京フィルメックス 公式サイト
※記事公開から5年以上経過しているため、セキュリティ考慮の上、リンクをオフにしています。
原一男情報 @newCINEMAjuku
映画ナタリーさんでご紹介頂きました!
第18回東京フィルメックス開幕、原一男「皆さんも審査するつもりで観て」と呼びかけ - 映画ナタリー https://t.co/84xOtDd1Ii