「星守る犬」のハッピー像が完成、村上たかし自ら除幕

村上たかし原作による映画「星守る犬」のロケ地・北海道名寄市に、ハッピーの像とメモリアル石碑が作られた。これを記念して、去る6月7日、除幕式とセレモニーイベントが行われた。

セレモニ―イベントには村上をはじめ、出演者の西田敏行、玉山鉄二、監督の瀧本智行が出席。式典では西田、玉山の手形が入ったメモリアル石碑の除幕を行い、それぞれが名寄市長より名寄ふるさと大使に任命された。

またハッピー像は、なよろ市立天文台きたすばるの正面玄関に設置され、村上も除幕を敢行。丸々とした体型と、星を見上げる仕草が再現された。ハッピー像と石碑は半永久的に設置されるため、名寄の新たな新名所となりそうだ。

映画「星守る犬」は6月11日より公開。なお現在発売中の漫画アクション12号（双葉社）には、村上によるマンガ版の特別編が掲載されている。

セレモニーイベントでの出席者コメント

西田敏行
“おとうさん”は希望に満ちた旅をして、この場所で旅を終えました。この場でこうして温かく市民の皆様に迎えていただけたことに感謝いたします。名寄市は自分なりにいいところを見つけられる場所。ぜひ皆さんにも来てもらいたい。北海道の皆さんの心の広さを感じられるところでもあります。

玉山鉄二
今回、名寄市のふるさと大使に任命していただいたので、何かキャッチフレーズを作らねばならないと思い、寝ずに考えてきました。発表します。『どこに行こう。あそこに寄ろう。名寄!!』

瀧本智行監督
去年の4月にサンピラーパークを訪れて、思い描いていた土地はここだと確信しました。今日、こうして市民の皆さんに温かく迎えられてとてもうれしく思います。

村上たかし
『星守る犬』という意味は、叶いそうにない夢を追い続ける、という意味ですが、この土地では、かなり叶いそうだと思いました。