石塚真一×小栗旬「岳」映画化記念対談をオリジナルで

「岳」の映画化を記念して発売中のビッグコミックオリジナル10号（小学館）は、原作者の石塚真一と小栗旬による対談を掲載している。

映画決定前より「岳－ガク－」のファンだったという小栗は、好きな原作エピソードなどを明かしながら主人公・島崎三歩を演じる難しさを熱弁。これまでも原作付きの役を演じてきたが「今回ほど、原作で読んでいるキャラクターと自分自身がかけ離れているものはなかった」と自身の持つキャラクターと島崎三歩を比べ「自分なりのオリジナルな三歩が作れればいいかな、と思ってやっています」と役作りに向けての心構えを語った。

また小栗の殊勝な発言を聞いた石塚は「でも、三歩だよ。小栗さんはすでに」「小栗さんで良かったーー!!」と、キャスティングに太鼓判を押す。小栗も乗り気で「これから10年は三歩をやりたい」と意気込みを語り、原作者と主演がリスペクトを送りあう対談となった。

映画「岳－ガク－」は2011年の公開が予定されており、小栗の他は山岳遭難救助隊の新人・椎名久美役に長澤まさみをキャスティング。ビッグコミックオリジナル10号カラーページでは小栗・長澤・原作者の石塚のスリーショット写真も掲載されている。