作品の魅力を問われた山田は「原作ファンの人がたくしゃんいる」と噛んでしまう場面を見せながらも、「原作を知らない人でも楽しめる映画です。弟への愛、母への愛、仲間への愛、兄弟の葛藤。人間の魂を繊細に描いています。“たくしゃん”の人に観ていただけたら(笑)」と語る。続く本田は、ウィンリィを演じる自身から見たエドの魅力を問われ、「この小さいボディに詰まった夢と希望と勇気と強さですね!」と冗談交じりに回答し、山田は「まあいいでしょう……」と少し不服そうに反応した。
またヒューズを演じた佐藤は「山田くんだったり(ヒューズの親友・マスタングを演じる)ディーンさんだったり、お芝居する相手の方が変わるたびにいろいろな表情を出すことができて楽しかった」と述懐。原作ファンである山田は、佐藤に対し「そのままマンガから飛び出てきた感がすごくて。ヒューズさんを最初に観たとき『ヒューズだ……!』ってうれしくなっちゃったんです。ちょっと嫉妬するくらいのクオリティでした」と絶賛する。同じく原作ファンである本郷も、「映画を見終わったあと、取材のときに答えられるよう印象に残ったことをメモに書くんですけど、そのとき最初に書いたのが『ヒューズさん、マジヒューズ」だったんです」と告白。「原作そのまんまの素敵なお芝居をされていました!」と熱弁した。
さらにイベントの後半には、
イベントの最後は山田が「行くぞ! アル」、アルが「うん! 兄さん」と劇中のやり取りを披露し幕を閉じた。映画「鋼の錬金術師」は12月1日より全国ロードショー。
なおナタリーでは「鋼の錬金術師」の実写映画化を記念し、作品をさまざまな角度から紐解く特集を長期にわたって展開。公開中のコミックナタリーの特集記事では、原作者の荒川へインタビューを行った。「お祭りだー!」と映画の公開に誰よりも胸を高鳴らせている荒川に、同作の見どころを聞いたほか、原作への熱い思いを持つファンに対してもメッセージを寄せてもらっている。
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