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「遊☆戯☆王」劇場版イベントに高橋和希が登場!「海馬を描けてよかった」

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左から津田健次郎、竹内順子。

左から津田健次郎、竹内順子。

高橋和希原作による劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」のBlu-ray / DVDが3月8日に発売される。それを記念したアンコール上映が本日3月5日に丸の内TOEIにて1日限定で行われ、上映前の舞台挨拶には海馬瀬人役の津田健次郎、海馬モクバ役の竹内順子が登壇した。

昨年4月に公開された映画のイベントということで、津田は「まだこうしてイベントできるのが衝撃です。ありがとうございます」と感慨深げな顔を見せると、竹内は「私はそんな大きなプロジェクトとはつゆ知らず、楽しくアフレコを迎えたわけですが(笑)。約1年たっても皆さんが楽しみにしてくれるこの場にいられるので、(海馬コーポレーションの)副社長で良かったと思います」とコメント。

話題がBlu-ray / DVDの限定版に収録されている、高橋、津田、竹内に武藤遊戯役の風間俊介を加えた4名でのオーディオコメンタリーに及ぶと、竹内は「正直に喋っていいのかな……けっこうひどかったですよ(笑)。お家でおせんべい食べながら普通に楽しむ大人4人みたいな感じで」「風間くんがなるべく話を真面目に持っていこうとするタイミングがそこかしこにある」と告白すると、津田が「俊介ががんばってくれた。でも(真面目な話題に)戻らないよね(笑)」と続けた。またコメンタリー収録で盛り上がった場面については、竹内は「兄たまの言う『ドロー』の長さ。『ドルォォォーーー』っていう(笑)」と明かし、津田も「そうですね。まあ映画が盛り上がってる場面では僕らも盛り上がってました」と現場の様子を楽しげに語った。

ここで津田が会場の観客に「皆さんけっこう(回数を)見てくださってるんですか?」と質問すると、会場からは「70回」「知り合いは100回見てます」と声が飛び、津田と竹内は「ええーー!」と驚き。そして「スタッフさん級に見てますね。スタッフさんも4DXのプログラミングのために何回も見てるらしい」との竹内の発言から、4DX版の話題へ。2人とも4DXを体験したということで、竹内は「言っていいですか? 自分の身体が、兄たまが投げた水筒になるあの感覚、『なんなんだ』って思いません?(笑)」と観客に問いかけると会場からは同意の笑いが起こり、津田も「あれ面白かった。『私、今、缶?』みたいなことだもんね」と笑った。

続いてスペシャルゲストとして、原作の高橋がサプライズで登場。会場は大きな声援に包まれた。高橋は「今日は皆さん来ていただいてありがとうございます。さっき聞いてたら70回、100回見た人がいて、よく飽きないなと(笑)」と笑顔で挨拶。映画についての思いを聞かれると「原作が終わってからかなり時間が経つんですけど、当時描ききれなかった海馬っていう……カッコよくて、危なっかしくて、頭のおかしいキャラクターなんですけど(笑)。そのキャラをうまく描けたらいいなと思ってたんですけど、監督やスタッフ、キャストさんのおかげでいい映画ができました」と感謝の意を述べた。

イベントで高橋と同席できたことについて、津田は「めっちゃうれしいですよ。先生は本当にイベントに出れないんで」と喜びの顔を見せる。さらに高橋が脚本も担当した作品に出演したことに関しては「先生が続き書くの? ってすごいテンション上がりました。アニメ『デュエルモンスターズ』をやってた当時は、とにかく必死なだけでしたけど、この劇場版で『改めてすごい作品に関わらせてもらったんだな』というのを感じました。特に2016年は(20週年で)“遊☆戯☆王イヤー”だったので、イベントもたくさん出させてもらいましたし、幸せな年でした。先生、ありがとうございます」と頭を下げる。竹内も「兄たまの言うとおりです! モクバを(映画に)出してくれてありがとうございます。テレビアニメのときより今のほうが先生とお話しする機会が増えたんですけど、これを機にもっと仲良くする機会を虎視眈々と狙っております」と会場を笑わせた。

津田、竹内とイベントで共演したことについてのコメントを求められた高橋は「今は皆さんベテランになっちゃって、ギャラも上がっちゃって、プロデューサーが頭抱えてましたけど(笑)」と冗談混じりに話しつつ、演技については「いい意味で演技が変わらず、すごい迫力でうれしかったです」と2人を称賛。

竹内は「作中のセリフって独特じゃないですか? だから『あれは誰が考えてるんですか』って先生に伺ったら、先生本人っていうことで。『普通に出る言葉なんだ』っておっしゃってたことがあって。『ということは、先生、相当ヤバいんじゃないか?』と思ったことがあります(笑)。すごい言葉の羅列じゃないですか。一般の人生で話さない言葉」とエピソードを明かすと、高橋は「頭がおかしいですよね(笑)」と笑いながら「でも津田くんの顔を浮かべながら考えてます」と語り、津田も「じゃあ共作ということで(笑)」と笑った。

映画の脚本について高橋は「本当はもっと長くて、削ったシーンが多かった。最初は『90分で』って言われてたけど、『無理だから』と。それで切って切って、でも2時間超えちゃった。城之内のデュエルシーンとかも本当はあったんです」と秘話を明かす。津田が「それ、(城之内役の高橋)広樹から聞きましたよ。『今後でもいいからしたい』って」と伝えると、高橋は「(スマホ用ゲームの)『デュエルリンクス』で」と応えた。

3月8日に発売されるBlu-ray / DVDについて高橋は「ホントにアホなTシャツとか、キャストさんのコメンタリーとかいい特典もついてますんで」とアピール。さらにこの日の来場者プレゼントとして来場者プレゼントとして予定されていたBlu-ray / DVDの「差し替えジャケット 高橋和希作画Ver.」にすべて直筆サインを入れたことを明かし、ファンを喜ばせた。

高橋の退場後、竹内が「今回の映画は、兄たまがすごく働いてます。遊戯もがんばってるけど兄たまを応援してください。そしてよかったらモクバがデュエルする日を夢見ていてください」、津田が「皆さんの応援のおかげで『遊☆戯☆王』というコンテンツが生き続けて、『デュエルリンクス』も盛り上がってますし、モクバだけじゃなくて広樹も『デュエルしたい』って言ってましたし、何かしらの形でまた皆さんとお会いできればと思います」と期待を煽る。

ここでさらに竹内が「ちょっと待ってください。(自分はモクバの声で挨拶したのに)なんで兄たまは兄たまの声をやらないの? 『デュエルスタンバイ』って言いなよ」と問い詰める。そして津田から「じゃあモクバから言ってよ」と言われたのを受け、「まあ本当は(劇中では)『兄たま』とは言ってないんですけど(笑)」と笑いつつ、モクバの声で「じゃあ兄たま、俺から行くぜ! デュエル、スタンバイ!」と叫び、津田も「フッフッフッフ……ハーッハッハッハ! デュエル……スタンバイ……!」と演技を披露し、大歓声を受けてイベントは終了した。

原作の連載開始20週年を記念し、2016年に公開された「劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』」は、原作者の高橋自らが脚本、キャラクターデザイン、製作総指揮を担当。原作のその後を描いたオリジナルストーリーが展開された。

(c)高橋和希 スタジオ・ダイス/2016 劇場版「遊☆戯☆王」製作委員会

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