舞台挨拶には武藤遊戯役の
次いで津田が「海馬瀬人役、津田健次郎です」と挨拶すると会場からは笑い声が。これに対し津田が「なんで笑うんだ、最近こういうパターンが多い」と苦笑いすると、風間はすがさず「海馬と同じ扱いになってきたんじゃないですか」とツッコミを入れた。
この日の舞台挨拶では、本作が2016年6月の韓国での上映を皮切りに、世界各国で公開されることが告知された。この発表を受け津田は「皆さん、海外での舞台挨拶に来られますかね」と呼びかける。風間も「僕らも行きたいですからね。ぜひとも来てほしいな、アジアツアーin『遊☆戯☆王』」と続けた。
その後周囲からの反応を問われた風間は「(当時テレビアニメを見ていた世代の)22、23歳くらいのADさんに『映画観ましたよ』と言われます。みなさん遊戯の成長と海馬社長のご乱心ぶりを熱く語ってくれて」と説明する。「ご乱心という話ですが津田さんはいかがですか」と司会者から問いかけられた津田は、「僕がご乱心みたいになってますけど(笑)。Twitterを見ていると皆さんの考察がすごいです」と語った。
また製作総指揮を担当した高橋とのやりとりについて、風間は「皆さんが『これってこういうことなのかな』って思うことを僕らは直接聞けちゃうんですよ」と自慢気に話す。さらに風間は、高橋から「(脚本を書く際に、遊戯と海馬の台詞が)風間くんと津田くんの声で再生される」と伝えられたと明かし「それを聞いてさらにテンションが上がっちゃった結果、ああなっちゃいました」と茶目っ気を見せる。
「遊☆戯☆王」に参戦した感想を求められた林は「改めて感じたんですが、『遊☆戯☆王』に出てくる女性キャラって、小学生からすると刺激が強いビジュアルなんですよね。僕も当時マンガを見ながら結構興奮してたんです」と告白。「ただ大人になってみたら、そのあたりが物足りなくなっている自分がいて……。成長したなと思いました」と続けると、隣で聞いていた妹役の花澤が「お兄ちゃん、何を言ってるんだろって思いました」と爆笑。風間が「海馬もそうですけど、この作品に出てくるお兄ちゃんは何を言ってるかわからないですね」とコメントすると、会場も笑いに包まれた。
ヒットの要因についてケンドーコバヤシが「やっぱりテレビシリーズと違って毛利小五郎が大活躍するというね……」と、他作品と絡めてボケる一幕も。慌てた風間がすかさず「いやいや! 一番戦っていこうとしている相手なんだから」とツッコミを入れると、ケンドーコバヤシは「すみませんでした!」と舞台上で土下座した。最後に風間が「まだまだこのお祭りを続けたいです。観ていない人たちに宣伝していただいて、もっとお祭りを続けましょう。皆さん、ありがとうございました」とアピールし、舞台挨拶は幕を閉じた。
「劇場版『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』」では、原作のその後を描いたオリジナルストーリーを展開。現在入場者プレゼント第3弾として「遊☆戯☆王OCG(オフィシャルカードゲーム)」のカード 「レモン・マジシャン・ガール」が配布されている。
なおコミックナタリーでは「遊☆戯☆王」の特集を公開中。高橋にインタビューを実施し、作品の成り立ちから、劇場版「遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS」の裏話、約12年ぶりに週刊少年ジャンプに掲載された「遊☆戯☆王」の新作エピソード「TRANSCEND・GAME 遊☆戯☆王」について語ってもらった。関連する特集・インタビュー
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