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「オオカミ少女と黒王子」二階堂ふみ、「最終日まで山崎賢人くんの犬で居続けます」

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映画「オオカミ少女と黒王子」より。(c)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

映画「オオカミ少女と黒王子」より。(c)2016 映画「オオカミ少女と黒王子」製作委員会

八田鮎子原作の実写映画「オオカミ少女と黒王子」の撮影が、神奈川県内の某女子大学にて行われた。コミックナタリーではその撮影現場の様子をレポートする。

この日撮影されたのは、二階堂ふみ山崎賢人が演じるエリカと恭也のもとに、池田エライザ玉城ティナ扮するエリカのクラスメイト、手塚愛姫と立花マリンがやってくるシーン。エリカたちが通う高校の食堂に見立てられたカフェテリアには200人を超えるエキストラが集まっている。ガラス張りのカフェテリアをまず外から狙い、その後室内にカメラを移動。レールを敷いて、カフェテリアに駆け込んでくる二階堂を横から捉える。

爽やかな外見を持ちながら腹黒くドSな恭也を演じた山崎は、原作について「少女マンガは何作か読んだことがありますが、こんな作品は読んだことがありませんでした。エリカを犬のように扱う恭也のドSぶりが面白くて」とコメント。「映画の中ではエリカを好きになっていく心の変化がそれほどわかりやすく表に出ないので、恭也が少しずつ変わっていくさまをうまく演じられたら」と語る。山崎の髪は原作の恭也に近づけるため、人生初めての金髪になっている。

山崎が二階堂と共演するのは、2010年のドラマ「熱海の捜査官」以来。休憩時間には椅子に隣り合って座り談笑するなど、仲の良さを見せる。山崎は二階堂について、「すごく自然体にやっているけど、3回まわってワンと鳴くとか、いかにもマンガ的なシーンを演じても不自然にならない。だからすごくやりやすいです。エリカと恭也という役を2人で探りながら、一緒に作っていく感じが楽しいです」とコメント。またプロデューサーの松橋真三も、「役作りのためにいろいろ研究をして、監督と一緒に原宿や代官山を回り、エリカがどんな私服を着ているのか考えたりしていました」と、二階堂の役作りへの姿勢を称賛する。

本作の監督を務めたのは、「ストロボ・エッジ」や「娚の一生」といったマンガ作品の映画化を手がけてきた廣木隆一。「廣木監督の乙女っぽさやユーモアや男らしさや熱い部分がいろいろと見られる現場です」と二階堂は語る。一方山崎は「お芝居の芯の部分を見てくれています。僕がいろいろと考えてしまい、変な動きをしてしまったときに、『そういう細かい芝居いらないから』と指示してくださいました」と振り返った。

本作の見どころを聞いたところ、二階堂は「とにかく今まで見たことがない山崎賢人が見られると思います」と回答。「私の役割はそれを全国の山崎賢人ファンに伝えることだと思っていますので、最終日まで犬で居続けようと思っています」と笑い、「原作の登場人物と同世代の高校生の方たちにどう感じていただけるかわからないですけど、何かしら持ち帰ってくれるものができたらいいなと思っています」と語った。

映画「オオカミ少女と黒王子」は、5月28日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。

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