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アダチケイジ、青山剛昌に「“枕”を向けて寝られない」まんが王国会議で

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(前列左から)前島亜美、島本須美、窪之内英策、アダチケイジ、下田麻美、宮崎理奈。

(前列左から)前島亜美、島本須美、窪之内英策、アダチケイジ、下田麻美、宮崎理奈。

マンガによる地域振興に取り組む高知県と鳥取県が主催するイベント「高知×鳥取 まんが王国会議2015 in AKIBA」が、本日10月25日に東京・ベルサール秋葉原にて行われた。

ニッポン放送の吉田尚記アナウンサーがMCを務めるステージには、高知県代表として「ツルモク独身寮」の窪之内英策と声優の島本須美、鳥取県代表として「グラゼニ」のアダチケイジと声優の下田麻美が登壇。「風の谷のナウシカ」のナウシカ役で知られる島本は冒頭に「高知の“風の谷”出身の島本須美です」と挨拶し、観客を沸かせる。初の登壇イベントだというアダチは「96時間寝ずに仕事をし、そのあと映画『バクマン。』を観てから来ました」とにこやかに語った。

イベントではまず鳥取県出身の2人が、地元についてアピール。下田が「鳥取県には温泉がたくさんある」と話すと、アダチは「皆生温泉の近くで育ったので、家の風呂に入るほうが少ない。上京するときに一番名残惜しかったのは頻繁に温泉に入れなくなること」と深くうなづいた。またアダチは同じ鳥取出身の青山剛昌について「大先輩で、“枕”を向けて寝られない」と珍回答し、会場を笑いの渦に巻き込んだ。

続けて吉田アナウンサーが高知県について「人口当たりのマンガ家比率が全国1位」と紹介すると、島本はアニメ「アンパンマン」で自身が声を務めるしょくぱんまんの声音を披露し、高知出身のやなせたかしや西原理恵子の作品に登場していることを話す。また「窪之内先生もアニメ化するときは声をかけてくださいね」とアピール。窪之内は「昔から『ドラえもん』が好きで、読んだ瞬間からマンガ家を志した」と語ると、吉田アナウンサーから「先生、それは富山県のコンテンツです」とツッコミを受ける一幕も。

そしてイベントは島本の高知県観光特使の委嘱状交付式へ。「ルパン三世 カリオストロの城」のクラリス役、アニメ「めぞん一刻」の音無響子役など声優として活躍してきたことから、観光特使への就任が決まった。

その後SUPER☆GiRLSの前島亜美と宮崎理奈がゲストとして登場し、高知と鳥取代表の4人とお絵描き伝言ゲームを繰り広げた。またアダチと窪之内はそれぞれライブドローイングを披露。窪之内はアダチの描画を観察しながら「僕は鉛筆で描くので、つけペンは久々に見る」と話し、一方アダチは窪之内のドローイングを見て「僕と窪之内先生はイチローとリトルリーグ2軍選手ぐらいの違いがあるので……」と謙遜しつつ「勉強になる」とお互いに興味津々の様子だった。

最後の挨拶で窪之内は、今後開催される多くのマンガ関連イベントについて「“マンガ”という言葉を使っている以上、ただのイベントではなく絵を描いている人たちに実のあるイベントになっていってほしい」と願いを述べた。島本も「マンガもアニメも、その時代その時代に必要なことをわかりやすく若い世代に伝える媒体。大人の偏見で見ないで、素敵なものがたくさんあるとわかってほしい」と話し、イベントは幕を閉じた。

なお11月7日・8日には高知市文化プラザかるぽーとにて「こうちまんがフェスティバル2015『まんさい』」を開催。また2016年3月5日・6日には同じく高知市文化プラザかるぽーとほかにて「第2回全国漫画家大会議 in まんが王国・土佐」が実施される。

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