作・演出を
開幕に際し水上は「この約1ヶ月の稽古期間、『女性とは?』『男性とは?』というテーマだけでなく、この世の中には本当にさまざまな考え方が存在すること、そしてそれがもたらす良さと難しさについても深く考える日々でした。さらに、その意見を発する側だけでなく、受け取る側の数だけまた新たな解釈や感情が生まれてくる。そうやって考えれば考えるほど、答えが出ないような感情に何度も揺さぶられながら台本と向き合ってきました。ご来場くださる皆さまに、少しでも何かを感じていただける作品となるよう、千秋楽まで心を込めて頑張ります」とコメント。
佐伯は「第2回公演は僕たち劇団7枠13番にとって、新たな挑戦となる作品です。物語の舞台は、アパレルメーカー『ミックスアンドマッチ』。そこで働く現代に生きる人間たちが、本気で悩み、考え、ほんの少し前に進んでいく、そんな姿を描いています。多様性が“当たり前”になりつつあるこの時代に、僕たちなりに導き出したひとつの“答え”。ぜひ、劇場で見届けていただけたら嬉しいです。そして、こうして無事に初日を迎えられたのも、支えてくださった皆さまのお力添えと応援のおかげです。心から、ありがとうございます。劇団7枠13番、第2レース。ここからまた、新たな一歩を踏み出します」と思いを語る。
秋山は「今回の見どころは役者が演じる役の人物1人1人です。演劇はコミニュケーションの芸術なので人間(役者)が重要なのは当たり前なのですが、今作はテーマを女性にしたことで必然的に女性、男性、ないしは人間を強く意識した作品となっています。僕なりに感じた人間?と劇団7枠13番ならではの日常の面白さをプラスし、旗揚げ公演よりパワーアップした我々を楽しんで頂ければ幸いです」と自信をのぞかせた。
公演は7月13日まで。
劇団7枠13番 第2回公演「ミックスアンドマッチ」
2025年7月9日(水)〜13日(日)
東京都 シアター711
スタッフ
作・演出:
出演
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“多様性”について考える、劇団7枠13番「ミックスアンドマッチ」(舞台写真 / コメントあり)
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