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本公演は朗読とオーケストラの演奏で、
末原は「まさか『のだめカンタービレ』を自分が!?と、最初は驚きました」「我々は、コンサートの準備を進めるR☆Sオーケストラの様子を眺めながら、千秋とのだめに誘われ、この曲について知り、ブラームスの人生を追体験していきます。ブラームスはこの楽曲を作るのになんと驚くべきことに20年もの歳月を費やしています。その間の彼の葛藤、苦悩と執念、決断について僕らは目一杯想像しながらこの公演に挑んでいます」とコメントした。チケットの一般販売は6月2日10:00に開始される。
末原拓馬コメント
まさか「のだめカンタービレ」を自分が!?と、最初は驚きました。
でも、原作を読み返すうちに音楽と物語の呼吸がぴたりと重なる瞬間の美しさに心を動かされ、のだめと千秋と共にひとつの演奏会を創り上げられたらどんなにか素敵だろうかと思うようになりました。音楽家の両親に育てられながらなぜか演劇家になったという絶妙なグレ方をした自分にとって、なんだか運命的なものを感じてみているのも事実です。
この公演のクライマックスは、「ブラームスの交響曲第1番」。みなさまはR☆Sオーケストラのコンサート会場にいらした観客たちとして、この壮大なる楽曲をお楽しみいただきます。
ベートーヴェンやチャイコフスキーほど聞き馴染みのある旋律ではないかもしれません。我々は、コンサートの準備を進めるR☆Sオーケストラの様子を眺めながら、千秋とのだめに誘われ、この曲について知り、ブラームスの人生を追体験していきます。ブラームスはこの楽曲を作るのになんと驚くべきことに20年もの歳月を費やしています。その間の彼の葛藤、苦悩と執念、決断について僕らは目一杯想像しながらこの公演に挑んでいます。
両親の愛を存分に受けることのできない家庭に生まれ、愛への渇望が音楽となったブラームス。彼は師であるシューマンの妻クララに恋心を抱き彼女を思い続けながらも生涯結ばれることはなく、最後は孤独の人としてその一生を終えました。その孤高の才能が遺した音楽、生き様、は、必ずや我々や、のだめ、千秋に何かを与えてくれるのだと思っています。
どうかこの公演が、あなたにとって大切なものとなりますように。
「のだめカンタービレ」Story Live Orchestra
2025年7月30日(水)・31日(木) ※公演終了
東京都 東京オペラシティ コンサートホール
スタッフ
演出:
指揮:岡本陸
出演
朗読
管弦楽:タクティカートオーケストラ
※朗読は事前収録のものを使用。
末原拓馬 @takumaobonro
リチャード二世の国内最終通しを終えて、総合演出を務める『のだめカンタービレ』Story Live Orchestraのスタッフリハに駆けつけたのでした。長らく準備をしてきたけれど想像を超えそう。のだめと、千秋と、ヨハネス・ブラームス。本番は7月30日と31日です。楽しみ。
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