うわさを巡る“盛りだくさん”の自信作、劇団5454「ねもはも」札幌でスタート

劇団5454「ねもはも」が、本日11月22日に北海道・ターミナルプラザことにパトスで開幕した。

劇団5454の新作「ねもはも」は、現代社会における“うわさ”をテーマにしたSF長編。昨年開催されたTGR札幌劇場祭2023で「宿りして」が大賞を受賞したことをきっかけに、 劇団5454にとって初となる札幌と東京の2都市ツアーが行われる。出演者には、劇団員の高品雄基、岸田百波、森島縁、榊木並、窪田道聡、及川詩乃に加え、神田莉緒香、榊原美鳳、佐野剛、谷本ちひろ、万行翔馬が名を連ねた。

開幕に際し、作・演出を手がける春陽漁介は「『噂』というありきたりなテーマながら、噂の流布の仕組みを会話劇に落とし込み、噂に振り回される男の葛藤や、噂によって起こる超常現象な展開、哲学的な視点など、盛りだくさんに含めた100分の自信作となりました。皆様のご来場をお待ちしております」とコメントした。

上演時間は約1時間40分。札幌公演は11月24日までとなり、東京公演は12月4日から8日まで東京・赤坂RED/THEATERで行われる。なお、一部公演ではアフタートークが開催されるほか、4日19:30開演回ではアーカイブ付きのライブ配信が実施される。