「歌舞伎町ノート」上演に向け、大原渉平「知らない自分と出会ってみませんか」

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8月に上演される「劇団しようよ『歌舞伎町ノート』」のビジュアルが公開された。

劇団しようよ「歌舞伎町ノート」キャストビジュアル

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劇団しようよ「歌舞伎町ノート」チラシ表

劇団しようよ「歌舞伎町ノート」チラシ表[拡大]

これは劇団しようよの代表で劇作・演出家の大原渉平による、3年ぶりの長編新作。京都を拠点とする劇団しようよは、このたび東京・仙川でも新たに劇団を発足。今回は、その仙川チーム初の本公演となる。劇中では、大原が歌舞伎町で働き、生活した2年の経験をもとにした物語が描かれる。

新たに大原からコメントが到着。「歌舞伎町で2年間住んで、取材をしたことをもとに新作長編を立ち上げたいと思います。その街は、みんながみんな、知らない人のフリをしていて、フリが前提だから、フリがドレスコードだから、そのフリの、自分なんてものは家出しても許されるような、もう帰らなくても良いような、心地よさのようなものに溶け込みたいと思いました。この夏、みんながみんなのフリをして、自分の中の、知らない自分と出会ってみませんか」と、大原は観客にメッセージを送った。

出演者にはメンバーの沼田亮平、池田きくの、杉田一起のほか、砂川禎一郎、ブルーエゴナクの平嶋恵璃香、MIOKO、國玉咲笑、劇団Wistroemeriaの山本祐太、神谷柚衣、THEATRE MOMENTSの佐川大輔が名を連ねている。チケットの一般前売りは本日6月14日にスタート。

大原渉平コメント

滋賀県の実家に帰りました。家族と話しました。でも、その自分はどこの誰でもないようで、家族と話すフリをしていました。仙川で劇団が立ち上がりました。劇団員と話しました。

でも、その自分はどこの誰でもないようで、劇団員と話すフリをしていました。コンビニでおにぎりを買いました。でも、店員さんと話す僕はどこの誰でもないようで、おにぎりを買うフリをしました。いつも、フリをしていて、誰かと話すときには知らない自分が顔を出します。なんということでしょう! この世の中には、自分、というものなんて、どこにもいませんでした。歌舞伎町で2年間住んで、取材をしたことをもとに新作長編を立ち上げたいと思います。その街は、みんながみんな、知らない人のフリをしていて、フリが前提だから、フリがドレスコードだから、そのフリの、自分なんてものは家出しても許されるような、もう帰らなくても良いような、心地よさのようなものに溶け込みたいと思いました。この夏、みんながみんなのフリをして、自分の中の、知らない自分と出会ってみませんか。

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劇団しようよ「歌舞伎町ノート」

2024年8月8日(木)~11日(日・祝) ※公演終了
東京都 調布市せんがわ劇場

スタッフ

作・演出:大原渉平

出演

沼田亮平 / 池田きくの / 杉田一起 / 砂川禎一郎 / 平嶋恵璃香 / MIOKO / 國玉咲笑 / 山本祐太 / 神谷柚衣 / 佐川大輔

公演・舞台情報
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読者の反応

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大原 渉平 (劇団しようよ) @0harash0hei

ステージナタリーさんにさっそく取り上げていただきました!ありがとうございます。

劇団しようよ『歌舞伎町ノート』

大原のコメントも書かせていただいています!
チェックお願いします👀 https://t.co/mVMmnI15nS

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