司書と来館者の会話から“物語”が広がって…浪花グランドロマン「パンをふんだむすめ」

浪花グランドロマン 第43回公演 「パンをふんだむすめ」が、9月29日から10月1日まで大阪・ウイングフィールドで上演される。

アンデルセン童話「パンをふんだ娘」をモチーフにした本作は、浦部蒼士が作・演出を務める舞台作品。パンは、キリスト教においてキリストの肉体とされる。原作では、服を汚さないようにぬかるみにパンを敷いたヒロインが地獄に落ちてしまう様子が描かれた。今回は、関西の小さな市の図書館を舞台に、司書・柴崎悦子と来館者・河瀬紀江の会話から、さまざまな“物語”が図書館の中で広がっていくさまが展開する。

出演者には、河瀬役の鎌田恵弥、柴崎役の関角直子のほか、サトーエミ、つげともこ、東風ふみ、めり、上野佳秋、出本雅博、中谷仁美、響音次郎、耳成法市が名を連ねた。