「The Fantasticks」ボーイ・ミーツ・ボーイ版に柳瀬大輔・北野秀気・大根田岳ら

ミュージカル「『The Fantasticks』-ファンタスティックス- ボーイ・ミーツ・ボーイ版」が、9月14日から19日まで東京・ウッディシアター中目黒で上演される。

「The Fantasticks」は、台本・詞をトム・ジョーンズ、音楽をハーヴィー・シュミットが手がけ、1960年に初演されたミュージカル。同作ではある若い男女を中心とした物語が展開するが、今回上演されるのは、作者自らが男性同士のラブストーリーに書き直した新バージョンだ。

マットとルイスは隣同士の家で育った幼なじみ。思春期を迎えた2人はいつの間にかお互いを意識するようになっていが、2人の母親たちは犬猿の仲だった。両家の間には親が建てた壁がそそり立ち、2人の仲を割いていた。許されぬ恋に燃え上がる2人は、壁越しに愛を語らっていたが……。

翻訳・訳詞を山内あゆ子、演出を勝田安彦が担当する今回の上演版では、エル・ガヨ役を柳瀬大輔が務めるほか、マット役を北野秀気、ルイス役を大根田岳が担う。そのほかの出演者には、杉村理加、宮内理恵、川端槇二、鹿志村篤臣、齋藤かなこが名を連ねた。

上演時間は休憩を含む約2時間10分。なお休演日となる9月18日には、13:00から演出の勝田による「ミュージカル講座」が開催される予定だ。