「オール・アバウト・Z」開幕に川村毅「激動の2年間を生きた証のマイルストーンとして」

ティーファクトリー「オール・アバウト・Z」が、昨日11月6日に東京のザ・スズナリで開幕した。

「オール・アバウト・Z」は、昨年40周年を迎えたティーファクトリーの、41年目のスタートを飾る新作。作・演出を川村毅が手がける本作では、205X年の近未来を舞台にした物語が展開する。

開幕に際し、川村は「まだコロナ禍が終息したわけでもないし、相変わらず先行き不明の時ですが、激動の2年間を生きた証のマイルストーンとしての舞台を開けられた気分です。若い俳優たち、スタッフの熱によって生み出された舞台という感慨があります。そして、こうした時代に生を受けた私たち、と改めて実感しています」と思いを語った。

なお本作は2チームで上演される。出演者には飯川瑠夏、大久保眞希、笠木誠、黒瀬亘、小寺悠介、宍泥美、下前祐貴、白川哲次、神保良介、鈴木結里、高木珠里、寺内淳志、原田理央、前東美菜子、丸山港都、結城洋平が名を連ねた。上演時間は約1時間45分を予定。公演は14日まで。