尼子騒兵衛の新曲も！「忍ミュ」第9弾再演に意気込み、吉田翔吾「初演を超える」

「ミュージカル『忍たま乱太郎』第9弾 再演～忍術学園陥落！夢のまた夢!?～」が、昨日6月15日に東京・サンシャイン劇場で開幕した。

脚本を阪口和久、演出を菅野臣太朗が手がける本作は、今年2018年1月から2月にかけて上演された「忍ミュ」第9弾の再演。キャストには忍術学園の5年生・不破雷蔵役の吉田翔吾、鉢屋三郎役の久下恭平、尾浜勘右衛門役の佐藤智広、久々知兵助役の山木透、竹谷八左ヱ門役の栗原大河をはじめ、忍術学園の6年生・善法寺伊作役の反橋宗一郎、食満留三郎役の秋沢健太朗らが名を連ねた。

また今回の再演から、「落第忍者乱太郎」の原作者・尼子騒兵衛書き下ろしによる新曲が本編に追加されたほか、公演終了後のアフターイベントでは、本編で描かれなかったアナザーストーリーが披露される。

開幕に際し、吉田は「初演を超えることを目標にしてきました」と話し、「初演を観ていただいた方にも違いを楽しんでいただけると思います」とコメント。久下は「全力以上を出し切って、鉢屋三郎として生きている姿を皆さんに観てほしいです」と意気込みを語り、佐藤は「6月は梅雨の時期でジメジメしてしまいますが、そんなジメジメをスカッとさせます！」と抱負を述べる。

山木は、初演と舞台装置が変わったことに触れつつ、「初演と同じメンバーで演じることができて、この上ない幸せです！」「サンシャイン劇場に爪痕を残したいと思います！」と宣言。また栗原は、アフターイベントで披露する新曲「あの時より」に触れ、「『あの時より』は、第8弾の初演から2年かけて“忍務”で得たものの集大成を表現しています。ぜひ歌詞にも注目してほしいです」と観客に呼びかけた。

さらに反橋は、5年生役キャストの努力を讃えると共に、「忍ミュファミリーのキャストの気持ちを背負って、最後まで駆け抜けたいです」と思いを明かし、秋沢は「2年越しに挑戦する新しい技をお見せすることができたらと思っています」と意欲を見せた。

東京公演は7月1日まで。その後、12日から16日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて大阪公演が行われ、16日の千秋楽公演には全国各地の映画館でライブビューイングが実施される。