amazarashiがコンセプトアルバム「ゴースト」リリース、初の横浜アリーナ公演に向けて

2025年2月26日 19:00 777 12 音楽ナタリー編集部

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amazarashiのコンセプトアルバム「ゴースト」が4月9日にリリースされる。

amazarashiとは？

青森県むつ市在住の秋田ひろむを中心としたバンド。ステージとフロアの間に紗幕を張ったままタイポグラフィや映像を投影するというスタイルのライブを展開している。2009年12月に青森県内500枚限定の詩集付きミニアルバム「0.」を、翌2010年2月にその全国盤となる「0.6」をリリースした。その後2010年6月に「爆弾の作り方」をSony Music Associated Recordsから発表。2017年3月に初のベストアルバム「メッセージボトル」をリリースし、12月に4thアルバム「地方都市のメメント・モリ」を発表した。2018年11月に初の日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」を開催し、観客の持つスマートフォンと連動したライブを展開。2020年3月にアルバム「ボイコット」を発売し、4月からリリースツアーを開催予定だったが新型コロナウイルス感染拡大の影響で全公演が延期となった。6月に2018年11月に行った東京・日本武道館公演「朗読演奏実験空間“新言語秩序”」のライブ映像をYouTubeで無料公開。この配信のエンディングで初披露した「令和二年」を含む、音源「令和二年、雨天決行」を12月にリリースした。同月には自身初の配信ライブ「amazarashi Online Live 末法独唱雨天決行」を開催。北海道札幌市にある建築家の安藤忠雄の設計による「頭大仏」にプロジェクションマッピングを施し、一夜限りの“雨曝大仏”を舞台にしたライブの模様を国内外のファンに向けて配信した。2022年4月に約2年ぶりとなるオリジナルアルバム「七号線ロストボーイズ」をリリース。5月から6月にかけてホールツアー「amazarashi Live Tour 2022 『ロストボーイズ』」を開催する。

amazarashi

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秋田ひろむコメント［拡大］

amazarashi「ゴースト」完全生産限定盤ジャケット［拡大］

amazarashi「ゴースト」初回生産限定盤ジャケット［拡大］

amazarashi「電脳演奏監視空間ゴースト」ビジュアル［拡大］

本作は4月29日に開催される自身初の神奈川・横浜アリーナ公演「電脳演奏監視空間ゴースト」のために書き下ろされた楽曲を収めたアルバム。昨年11月に公演の初報を兼ねて公開された楽曲「君のベストライフ」を含む全12曲で構成され、完全生産限定盤、初回生産限定盤、通常盤の3形態でリリースされる。

完全生産限定盤には、2018年に開催されたライブ「朗読演奏実験空間新言語秩序」のライブビューイング映像を再編集したBlu-ray「朗読演奏実験空間新言語秩序実況盤」が付属。また秋田ひろむが書き下ろしたストーリーに登場するレジスタンス「言葉ゾンビ」のロゴ入りバンダナ、「新言語秩序」の小説・用語解説・ライブ写真などプロジェクトの全貌を掲載したアーカイブブック、今作「ゴースト」のキャラクターカードも同梱される。

アルバムリリースの発表と合わせて、amazarashiのアートワークを手がけるYKBXが書き下ろした「電脳演奏監視空間ゴースト」のキービジュアルが公開となり、今回のライブプロジェクト専用アプリがリリースされることも発表された。アプリは近日中に配信予定で、秋田のライブプロジェクトに関するコメントと「電脳演奏監視空間ゴースト」の世界へとつながるテキストが公開される。