アジカン後藤正文の音楽賞ノミネート作品発表、Dos MonosやMONO NO AWAREなど12作品

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後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)が主催する音楽賞「APPLE VINEGAR -Music Award-」の第8回ノミネート作品が発表された。

ASIAN KUNG-FU GENERATIONとは?

1996年に同じ大学に在籍していたメンバーで結成。渋谷、下北沢を中心にライブ活動を行い、エモーショナルでポップな旋律と重厚なギターサウンドで知名度を獲得する。2003年にはインディーズで発表したミニアルバム「崩壊アンプリファー」を再リリースし、メジャーデビュー。2004年には2ndアルバム「ソルファ」でオリコン週間ランキング初登場1位を獲得し、初の東京·日本武道館ワンマンライブを行った。2010年には映画「ソラニン」の主題歌として書き下ろし曲「ソラニン」を提供し、大きな話題を呼ぶ。2003年から自主企画によるイベント「NANO-MUGEN FES.」を開催。海外アーティストや若手の注目アーティストを招いたり、コンピレーションアルバムを企画したりと、幅広いジャンルの音楽をファンに紹介する試みも積極的に行っている。2015年にヨーロッパツアー、南米ツアーを実施した。2018年3月にベストアルバムを3作同時リリース。2021年に結成25周年を迎え、2022年3月に10thアルバム「プラネットフォークス」を発表した。2023年7月に江ノ電の15駅をモチーフにしたアルバム「サーフ ブンガク カマクラ(完全版)」をリリース。2024年7月にデビュー20周年を記念してシングルコレクションをリリースし、8月に神奈川・横浜BUNTAIでアニバーサリーライブ「ファン感謝祭2024」を行う。

「APPLE VINEGAR -Music Award-」第8回ビジュアル

「APPLE VINEGAR -Music Award-」第8回ビジュアル

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「APPLE VINEGAR -Music Award-」は文学界の「芥川賞」を参考にして後藤が2018年に設立したもの。新進気鋭のミュージシャンが発表したアルバムに贈られる。第8回となる今回は、marucoporoporo 「Conceive the Sea」、Dos Monos「Dos Atomos」、松永拓馬「Epoch」、んoon「FIRST LOVE」、 HALLEY「From Dusk Till Dawn」、井上園子「ほころび」、黒岩あすか「怪物」、ACE COOL「明暗」、Nikoん「public melodies」、MONO NO AWARE「ザ・ビュッフェ」、Ålborg「The Way I See You」、浦上想起「遊泳の音楽」の12作品が後藤によってノミネートされた。大賞は3月の選考会を経て決定。選考委員は後日発表される。

またポッドキャスト番組「APPLE VINEGAR -Music+Talk-」では、本日2月12日18:00公開回から3回にわたって、ノミネート作品が紹介される。

第8回「APPLE VINEGAR -Music Award-」ノミネート12作品

  • marucoporoporo 「Conceive the Sea」
  • Dos Monos「Dos Atomos」
  • 松永拓馬「Epoch」
  • んoon「FIRST LOVE」
  • HALLEY「From Dusk Till Dawn」
  • 井上園子「ほころび」
  • 黒岩あすか「怪物」
  • ACE COOL「明暗」
  • Nikoん「public melodies」
  • MONO NO AWARE「ザ・ビュッフェ」
  • Ålborg「The Way I See You」
  • 浦上想起「遊泳の音楽」

後藤正文 コメント

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)

後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION)[拡大]

アップルヴィネガー賞は8回目を迎えました。

まずは、昨年のクラウドファンディングへのご支援、ありがとうございました。
目標額を大きく超える支援が集まり、この音楽賞の本来の目的であるミューシジャン支援を安価なスタジオの運営により、より具体的に行えることになりました。権威的な力を持つことが目的ではなく、音楽制作における現場の環境が良くなることが私個人のみならず、参加してくれている方々の願いでしたので、本当に嬉しく思っています。

合わせまして、今年から賞の運営はAPPLE VINEGAR -Music Support-というNPOに変わりました。私設というかたちで始まった音楽賞も、これからはさらに、その公共性について考えなければなりません。私個人としては、来年以降は大賞を決めるスタイルからは離れて、ノミネートされた作品それぞれの魅力と達成を讃え、今後の活動を支援する賞に変化させたいと考えています。この賞を楽しんでくれている皆さんの意見も、お聞かせください。

音楽に関わることのみならず、世代を超えて、様々な人たちの様々な創意工夫や達成を喜び、お互いに支え合うような社会への一助になれば幸いです。

そして、今年も素晴らしい12作品を選出しました。
こればかりは何度やっても悩ましく、ある種の後ろめたさから逃れられません。

それぞれの作品だけでなく、2024年に生み出された数々の作品の魅力が、多くの場所で語られることを願います。

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読者の反応

senoo ricky @senooricky

私も共に演奏している 黒岩あすか の 「怪物」が今回のAPPLE VINEGAR -Music Award-にノミネートされたようです🍎

ゴッチさん嬉しいですAZSです
しかし強烈で強力な面々ですなこれは https://t.co/yz503qdF0J

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