昨日9月2日に東京・一ツ橋ホールにて行われたイベント「『復刻!東映まんがまつり』DVD発売記念スペシャルナイト」に、
このイベントは、東映創立60周年およびDVDシリーズ「東映まんがまつり」の発売を記念して実施されたもの。ゲストによるトーク&ライブ、そして1974年夏に「東映まんがまつり」で上映された6本のアニメ&特撮作品の復刻フィルム上映が行われた。客層は小さな子供たちから、当時「東映まんがまつり」を楽しんでいた30~50代の“大きなおともだち”までさまざま。
赤いマフラーをたなびかせてステージに現れた水木一郎は、「空飛ぶマジンガーZ」「仮面ライダーX」の2曲を立て続けに熱唱。観客はアニキの歌声に合わせ「発射ー!」「セタップ!」とかけ声を上げて大盛り上がり。アニキとMCのショッカーO野のトークもヒーローショーさながらのテンションで、客席の大人たちも懐かしい紙製のサンバイザーをかぶり、童心に返って熱心に耳を傾けた。
ショッカーO野がももクロをステージに呼び込むと、5人はアニキのアニメソングデビュー40周年を祝う「ハッピーバースデー」を歌いながら、赤い花で「Z」をかたどった花束を抱えて登場。アニキとももクロは8月27日のアニソンイベント「Animelo Summer Live 2011 -rainbow-」以来6日ぶりの共演だ。
ももクロのおなじみ自己紹介のコーナーでは、アニキもコールや振り付けに挑戦。さらに「じゃあ次、アニキ!」というムチャぶりを受け、アドリブで自己紹介する場面も。客席のももクロファンからは「アニキー↑↑」と大きな歓声が巻き起こった。
ももクロのミニライブでは「D'の純情」「Z伝説 ~終わりなき革命~」の2曲が披露された。「Z伝説」では「アニサマ」に続き、「ゼェーット!!」の雄叫びコラボが実現。さらに、ショッカーO野の「ももクロがZで決めてくれたら、アニキも決めなきゃいけないんじゃないの?」という声に応え、今度はアニキはももクロをバックに「マジンガーZ」を歌い上げ、観客も一体となっての「ゼェーット!!」で痛快に締めくくった。
今年はアニソンデビュー40周年にあわせ、さまざまなイベントやリリースが続いているアニキだが、12月7日にはアニメ主題歌約100曲のオープニング/エンディング映像を収めた2枚組DVD「水木一郎 TV主題歌大全集」が発売されることが新たに決定。この作品は発売元の東映が製作したアニメ&特撮作品のみならず、レーベルや製作会社の垣根を越えたラインナップとなる。1971年のアニソンデビュー作「原始少年リュウ」をはじめとするアニキのアニソン史を、当時の映像で振り返ることができる。ファンは発売を楽しみにしておこう。
また、イベント前に行われたマスコミ向け記者会見では「日本のアニメ/アニソンが海外でも受け入れられる理由は?」という質問に対し、アニキは「アニソンには人間が忘れてはいけないものが詰まっています。勇気や夢、希望、正義……どこの国の子供たちでも区別なく感動する、伝わるものがあるんだと思う」とコメント。また、共演したももクロには「今そばにいるからほめるわけじゃないけど、踊りもはちきれるばかりに踊ってくれるし、全員ものすごく性格がいいので、この芸能界、歌手の世界で伸びていってもらいたいです」と賛辞を送った。そしてももクロのリーダー百田夏菜子は、同じ壇上のロボコン、仮面ライダーX、ペロ、イナズマンを差し「(ヒーローたちは)みんなのアイドルだと思います。私たちもそんなアイドルを目指して、どの世代からも好かれるような、仮面ライダーに負けないアイドルを目指します!」と力強く宣言した。
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くら☆冬コミ31日西に09a✨🎵 @kura882kura
水木さんのライブやイベントは色々行ったけど、このときの…自分のことはあまりよく知らない若いアイドルに対しても紳士的で優しいアニキ感は素敵でしたな…もう11年前ですかそうですか… https://t.co/MIO48kMeke