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本作は、身長1.5cmになれるスーツを身に着けたスコット・ラング / アントマンと新型スーツの力を手に入れた“ワスプ”ことホープ・ヴァン・ダインの活躍を描く物語。日本語吹替版では前作に引き続き、エヴァンジェリン・リリー扮するホープ役を内田、マイケル・ペーニャ演じるルイス役を小杉が務める。そしてスコットをしつこく追いかけ回すFBI捜査官・ウーの吹替担当として、宮川が新たに参加した。
イベント冒頭では、FBI風の防弾チョッキを着てステージに上がった宮川を、内田と小杉が「気合い入ってますね、さっきまで裏で全然説明聞いてなかったのに……」「裏ではずっとスマホいじってたのに」といじり始める。また小杉は、劇中にも登場する“スーツケースサイズ”に縮小されたハンク・ピムの研究所を持って登場。その研究所を触ろうとした宮川は、「駄目ですよ! アントマン&ワスプチームにとって大事な研究所なので。アントマン誕生の鍵を握ってますので」と小杉に尻や肩でブロックされて思わずよろけてしまう。「ここでは設定を引きずらんでええやん」と主張する宮川は、内田に「自分が一番引きずってますよ」とチョッキを指差されると言い返せなくなっていた。
オリジナルキャストのポール・ラッドとリリー、そして監督のペイトン・リードが来日した際のファンミーティングに参加した宮川は、その思い出を「ハリウッドでした! 皆さんがハリウッドの風と匂いを持って来はった」と熱弁。「どんな匂い?」と聞かれると「Duty Free(免税店)みたいな匂い」と答えるが、「それ空港の匂いやん!」と小杉らにツッコまれた。
ここでようやく映画の話題に。前作との役どころの違いを、内田は「前作でホープは、アントマンがヒーローになるための手助けをしていました。でも今作ではワスプとして、アントマンとバディを組んで戦う最強の仲間になりました」と説明する。前作ではスコットの元泥棒仲間だったルイスに関して、小杉は「今回は警備会社を立ち上げて、社長になります。そしてルイスの念願だった、戦いのサポートもできるという。本当にうれしそうなルイスを観てほしい」とアピール。また宮川は、ウーというキャラクターを「本当に真面目で一生懸命やっているけど、なぜか空回りする。そこがかわいくて憎めない」と解説した。
3人そろってイベントに登壇するのは今回が初。チームワークについて質問されると、小杉は「やっぱり、きっちり2対1には分かれているなと」と言って、内田と自分の仲を誇張気味に主張する。しかしそれに同意した内田が小杉のすぐ脇に来ると、小杉は思わず「キュッ」という奇妙な声を発してしまう。宮川に「自分、ゲップ上がってきてるやん!」と指摘されると、小杉は「このノリとは言え、内田さんが近寄ってきたときに鼓動がキューッと……。水中か!?言うくらい息ができなくなって……」と白状する。それでも宮川を見下そうとする小杉は、作品紹介で熱くなる彼を見て「まあ、最初の作品はそうなっちゃうよね」とクールに発言。そして先輩である宮川から「なに標準語になってんねん(笑)。またゲップ上がってくんぞ、お前」と怒られていた。
最後に内田は「大輔さんがこれだけ熱狂するくらいの作品なので、家族みんなで観られると思う」と映画についてコメント。続く小杉は、モチーフである蟻にちなんだ発言をしようとするが「笑いも涙も感動も詰まっている、なんでも“アリ”!の……映画に……なっております……」と途中で自信をなくして笑いを起こす。そして宮川は「あとウーもちゃんと観てくださいね。うれしいねん、ウーを演れて。ウー、ウー、ウー」と執拗に自らの役名を連呼した。
「アントマン&ワスプ」は、8月31日より全国でロードショー。
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